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資料紹介

2017年6月27日

マイクロフィルムの使い方

こんにちは。
熊谷図書館の海外資料担当です。
みなさんは熊谷図書館の3階にあるこの機械を使ったことがありますか?
マイクロフィルムリーダー画面

置いてあるのは知っているけれど使ったことがないという方もいらっしゃると思います。
これは"マイクロフィルム"という資料を見るための機械です。
しかし、いきなりマイクロフィルムといわれても、想像しにくいかもしれません。
マイクロフィルムというのは下の写真のような資料です。
マイクロフィルム

このマイクロフィルムの中には、紙では所蔵していない昔の新聞が写されています。
どのような資料がマイクロフィルムになっているかは、埼玉県立図書館所蔵購入新聞一覧【日本語新聞】をご覧ください。
今回はこのマイクロフィルムの使い方を紹介します。

使い方
1まず、カウンターに利用したい新聞の誌名・日にちをお伝えください。資料を職員が持ってきます。
2フィルムをセットします。
マイクロフィルムを機械にセットする様子

3このつまみを右に回すとフィルムが進んで、左に回すとフィルムが戻ります。
マイクロフィルムリーダーのコマ送り方法

4このつまみを動かすことで、資料を写す位置を動かすことができます。
マイクロフィルムリーダーの資料映写位置変更方法

どうですか?
この機械を使えば、新聞の古い記事を見ることができます。
また、記事を印刷することもできます。(印刷方法は職員にお尋ねください。)
ぜひ、古い新聞記事を探したいというときは使ってみてください。

2015年3月24日

新聞マイクロフィルム

埼玉県立図書館では、過去の新聞のマイクロフィルムを所蔵しています。
今年度は、戦後間もない朝日新聞の埼玉版紙面をマイクロフィルムに撮影し、閲覧できるようになりました。

before
IMG_9325.JPG



after
IMG_9324.JPG

マイクロフィルムを所蔵している館、新聞名、閲覧できる期間等、詳しくはお問い合わせください。

2014年9月10日

書物の海で遊びませんか ~国会図書館デジタル化資料提供サービスのおすすめ~

この夏から、国立国会図書館で所蔵する図書のうち 131万冊以上のデジタル化資料を、埼玉県立図書館3館内のパソコンでご利用いただけるようになりました。

国立国会図書館では、蔵書をデジタル化して公開する大型事業が進んでいます。

現在約246万点もの資料がデジタル化されています。

実はすでに、みなさまのお家のインターネット端末からも、このうち48万点の資料(=インターネット公開資料)をご覧になることができます。

国立国会図書館ウェブサイト デジタル化コレクション トップ画面

http://dl.ndl.go.jp/

2014-09-10-01.png

こちらのサイトで検索をして、読みたい資料が「インターネット公開資料」に該当すれば、ご自宅などインターネットにつながる端末で図書や雑誌の本文の画像を見ることができます。

また、検索結果一覧には「インターネット公開資料」だけでなく、国会図書館のデジタル化資料すべてが表示されます(書名、著者など出版事項や目次など)。

そのうち、 国立国会図書館/図書館送信限定

の表示のある資料は、埼玉県立図書館(など図書館向けデジタル化資料送信サービス参加館)の館内端末で閲覧ができるもの。

つまり、あらかじめご自宅などで、どんな資料を埼玉県立図書館内で読むことができるのか、ご確認いただけるというわけです。

さて、このサービスの対象資料131万点ですが、一言でいうとこんな資料群です。

「国立国会図書館が 1968年までに 受け入れた図書・雑誌のうち、絶版 などで 現在手に入らないもの

例えばこんな話題の本も

「赤毛のアン」の翻訳者、村岡花子をモデルとした、NHKの連続テレビ小説「花子とアン」 が人気を呼んでいます。

ドラマの中では主人公や周囲の人物の著作が次々と登場。その関連本は図書館でも予約が続くなど、多くの方にご利用いただいています。

さて、村岡花子が翻訳し、昭和2年に出版された、

マーク・トウェーン「王子と乞食」(「世界家庭文学大系 第2巻」 平凡社刊)

この本を「国立国会図書館デジタル化資料提供サービス」で読むことができます。

2014-09-10-03.png

(残念ながら、著作権法の制限により図書の画像はご覧いただけません)

ドラマでは「王子と乞食」は亡き義理の弟へ捧げられていましたが、こちらの本の扉には、

「我が 「まぼろしの少年」 道雄の霊に捧ぐ」 とあります。

「序」にも、前年の夏に満六歳の誕生日を控えて逝ってしまった息子への切々とした思いや、涙をぬぐって翻訳に取り掛かり、日本の少年少女への溢れる愛を感じながら訳了したことなどが綴られています。

さらに、花子の親友 柳原白蓮 が、後の夫 宮崎龍介と出会うきっかけとなった、

戯曲「指鬘外道 しまんげどう」(白蓮著 大鐙閣 大正9年刊) も。

本の口絵には竹久夢二の絵「幻の地獄」が添えられています。

... 以上ご紹介したデジタル化資料は、すべて県立図書館内でご覧いただけます。

2014-09-10-02.png

今まで、国会図書館へ足を運ばなければ読むことのできなかった、膨大な書物の海 を、パソコンを使って散策してみませんか。

きっと、あなただけの宝物の一冊 が見つかることでしょう。

館内では閲覧だけでなく、著作権法の範囲内で複写サービスも御利用いただけます。

*御利用には、埼玉県立図書館の図書館カードが必要です。

利用方法、詳しいサービス内容はこちらをご覧ください。

2014年8月13日

にほんごをまなぶ本がふえました

こんにちは。

熊谷図書館の海外資料担当です。

日本語学習に役立つ資料が増えました。

熊谷図書館3階の海外資料コーナーには、外国語として日本語を学ぶための本があります。20141月から6月の間に70冊増え、合計すると、15言語、約250冊になりました。

テキストの言語は、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国・朝鮮語、タイ語、ベトナム語、マライ語、タガログ語、インドネシア語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、ロシア語、日本語です。

日本語を学んでいるお友達にぜひご紹介ください。

もし、まだ日本で図書館を使ったことがない、というお友達でしたら、次のようにお伝えください。

公共図書館では無料で本を借りられます。

埼玉県内に住んでいる方、県内の会社で働いている方、県内の学校に通っている方は、埼玉県立図書館のカードを作ることができます。

埼玉県内の市町村立図書館をご利用の方は、そこでリクエストすると、その図書館で所蔵していない本を取り寄せてもらえます。

にほんごをまなぶ資料一覧」を見て、「これを借りたい」とリクエストしてください。

埼玉県内公共図書館間の相互貸借も無料です。

Photo of Nihongo wo manabu corner

Hello, folks!

We have added 70 books to our collection of "Nihongo wo manabu"(Books for learners of Japanese language) until June 2014.

The total number of the books on Japanese is about 250 in 15 text languages; English, Traditional and Simplified Chinese, Korean, Thai, Vietnamese, Malay, Tagalog, Indonesian, German, French, Spanish, Portuguese, Italian, Russian and Japanese.

Do you have any friend who is learning Japanese?

Please let them know about these books and our libraries.

Public libraries are free of charge and available to all.

Anyone who lives, works and studies in Saitama Prefecture may have the library card to borrow books at Saitama Prefectural Libraries.

If you request a book at your local library, they will find the holding libraries and prepare the book that you may borrow and return the book at the local library.

Find your favorite books in our list "Nihongo wo manabu" to touch and talk about at your nearest library.

The inter-library loan among the member public libraries of the Saitama Library Association is also free of charge.

(文責 Y)

2014年6月17日

「医中誌Web」を導入しています!

こんにちは!久喜図書館 自然科学・技術担当です。

久喜図書館では4月から

「医中誌Webを導入しています!

医中誌Webとは...

医中誌説明画面.JPG

http://www.jamas.or.jp/service/ichu/about.html

医学中央雑誌刊行会 紹介ページ

特定非営利活動法人 医学中央雑誌刊行会が作成している、

国内医学論文情報の検索サービスです。

県内の公共図書館では初めての導入となります

国内発行の

医学・歯学・薬学・看護学・獣医学及びその関連分野の雑誌、

約6000誌分から、850万件以上の論文情報を収録

医中誌検索画面.JPG

医療に特化した検索フォームなので、

日常的な言葉で検索しても

専門用語に置き換えて検索してくれます!

オンラインジャーナルなど、

他のWeb上のサービスへのリンクもあります。

詳しくは健康・医療サービスのページへ

http://www.jamas.or.jp/service/ichu/about.html

「レポートに使う参考文献が見つからない...」

「医療系の関連研究・既存研究ってどうやって探せばいいの?」

という学生さんや、

「医学は専門用語が多すぎる!

検索しても見たいものに辿りつけない!」

「今、最新の医療現場では

どんな研究や治療法の提案がされているのか知りたい」

という方、

ぜひ久喜図書館へお越しください!

使ってみたいけどデータベースって使い方がよくわからない...

という方も、一度いらしてみて

お気軽に職員にお声掛けくださいね

しっかり操作を学んだ職員(のはず!)がお手伝いします。

医中誌研修風景.JPG

研修風景 職員も日々勉強...

ご来館をお待ちしております