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イベント

2017年8月9日

夏休みこども講座「ビジュツになったももたろう」を開催しました!

みなさんこんにちは。久喜図書館子ども読書推進担当です。
7月27日(木)に、夏休みこども講座「ビジュツになったももたろう」を開催しました

この講座では、県立歴史と民俗の博物館から学芸員の方が来てくださり、
ももたろうに出てくるイヌ・サル・キジが表されている作品をみんなで見ながら、
古美術について楽しく教えてくれました。

まずは、古美術とはなにか、ポイントの確認。
古美術の説明.JPG

続いて、職員による読み聞かせで、ももたろうのあらすじをおさらい。
ももたろう読み聞かせ.JPG

イヌ・サル・キジが、色んな古美術になっています。
スライド(キジ2).JPG
スライド(キジ).JPG
最後はももたろうになりきって、自分だけのももたろうチームを結成しました!

当日は、たくさんのお友達に、楽しんでいただくことができました。
来てくれたみなさん、ありがとうございました。

さて、イベントは終わってしまいましたが、久喜図書館一階 子ども図書室では現在、
古美術ってなんだろう? 日本の美再発見!というテーマで、展示を行っています。
このブログをみて、ちょっとでも古美術に興味がわいた方は、
ぜひぜひあそびに来てください。

また、県立歴史と民俗の博物館では、
企画展「くらべる古美術」を8/31(土)まで開催しています
http://www.saitama-rekimin.spec.ed.jp/
こちらにも是非、あそびに行ってみてください

2017年7月7日

16mmフィルム映写技術講習会を開催いたしました。

県立熊谷図書館視聴覚資料・図書館振興担当です。

6月3日(土)、4日(日)の二日間、県立熊谷図書館で
16mmフィルム映写技術講習会が開催されました。

16mmフィルムの上映を行なうには、映写機に関する技術の習得が必要です。
その技術習得のための講習会が今回の16mmフィルム映写技術講習会というわけです。
実は私も司会・進行を務めながら、受講者としても参加していました。
この二日間の講習会の最後には、修了証が発行されるのですが、
そのためには実技試験に合格しなければなりません。
正直なところ私自身、二ヶ月前までは16mmフィルムの存在も知らず、
映写機にももちろん触れたこともなく、無事、実技試験を終えられるのか不安でした。

今回の記事では、どのような雰囲気で講習会が行なわれたのか、
その様子をご紹介していきます。
はたして、参加者全員が無事合格し、修了証をもらうことができたのでしょうか。

まずは一日目。
午前中は、視聴覚資料の歴史や映画会の開き方など、総論的な講義を聞きます。
講義を聞くみなさんの姿は真剣そのもので、質問も飛び交っていました。
DSCN3909b.jpg

昼食を挟み、午後からは映写機についての講義と実技に入っていきます。
DSCN3913b.jpg

講義の冒頭、講師の樋口様より、実技試験の説明がありました。

「90点が合格ライン。もし、不合格なら来年またお会いしましょう」

と、冗談交じりに話す樋口様でしたが、私含め受講生は戦々恐々していたように思います。
みなさん、その後の講義、そして実技ともにいっそう身を引き締めて臨んでいたようでした。
DSCN3920b.jpg
みなさん席を立ち、樋口様を囲むようにして真剣に講義を聞いています。

DSCN3923b.jpg
実技は3班に別れてグループで行ないました

一日目はそれぞれ一回ほど、映写機に触れて終了となりました。

二日目は午前中、実技演習を行い、昼食後にテストという流れになりました。
テストは、一人ひとり個別に行い、班員同士で採点しあいます。

DSCN3964b.jpg

私もテスト中は緊張しましたが、どうにか最後までやり遂げることができました。
果たして採点の結果は・・・

テスト後は、映写機やフィルムの取り扱い方などを分かりやすく解説している16mmフィルム作品を上映し、受講者全員で鑑賞しました。

そして、閉講式の中で、樋口様の口から合格者が発表されました。
結果は・・・

全員合格!

会場からは安堵の声が漏れました。
その後、修了証交付となり、私も無事、修了証を受け取ることができました。

県立熊谷図書館では、16mmフィルムの貸出を行なっております。今回、この講習会を終えた皆様の所属する団体は、当館のフィルムを借りての上映会が可能となりました。
16mm映写技術講習会は来年度も開講予定ですので、16mmフィルムの上映会を行なってみたいという団体の皆様、ぜひご応募いただければと思います。

2017年6月8日

資料展「裁判員に選ばれたら -実施から8年、裁判員制度を再考する-」

資料展「裁判員に選ばれたら -実施から8年、裁判員制度を再考する-」開催中!

(県立熊谷図書館)


こんにちは
熊谷図書館人文・社会科学資料担当です
6月に入り、最近は空模様が安定しない日が増えてきました。
今日は天気が崩れないか、傘は必要か、判断力が試されますね

さて、そんなはっきりしない空の下、熊谷図書館では新たな資料展が始まりました
その名も、
「裁判員に選ばれたら-実施から8年、裁判員制度を再考する-」


そう、8年前に施行された「裁判員制度」の資料展です。裁判員制度資料展.JPG
「裁判員制度」、皆さんも耳にしたことがあるかと思います。
この制度により、私たちは誰もが「裁判員」として人を裁くことになる可能性が出てきました
「人を裁く」のですから、傘とは比べ物にならないほど重要な判断を下さなければなりません。
果たして、裁判員制度を知らないまま法廷に立つことができるでしょうか

え? 裁判員に選ばれるのは本当に低確率だから自分には関係ない?
いやいや、そんなことはありません。当たる確率は低かれど、必ず誰かが当たるのです
裁判員に当たる確率は年間で0.01%、一万分の一の確率だと言われています。
これだけ聞くとやはり当たることはなさそうに思えてきますが、これを50年に引き直すと、20歳から69歳の間に一度でも裁判員に選ばれる可能性は0.46%になります。
これはなんと、じゃんけんで5人に連続で勝つ確率(0.41%)よりも高いのです
そう考えてみると、「裁判員」というのは思ったよりも自分に近い存在なのだと思えてきませんか?
いつ裁判員に選ばれてもいいように、この機会に是非「裁判員制度」について知っておきましょう
裁判員に選ばれたら.JPG
とはいえ、裁判員制度と聞いてピンと来ない方も多いのではないでしょうか
「名前だけはよく聞くけど......」
「とりあえず裁判するんでしょ?」
なんて思っている人にオススメなのがこのコーナー
ここでは裁判員制度に関する基礎的な知識と、裁判員の候補に選ばれてから裁判に参加するまでの流れが分かりやすく解説されていま
そして気になる本があれば、そのまま借りることもできちゃうんです

「でも、いきなり「裁判」なんて言われてもなぁ......」
「そもそも裁判とか制度とか、難しいことは分かんないよ」
そんなあなたにはこちら
映像・物語で学ぶ裁判への市民参加.JPG
そう! 物語や映像資料!
いきなり裁判の本を読むのは敷居が高いという人は、まずは「裁判」を扱ったフィクション作品から始めてみてはどうでしょうか。
もちろん(一部を除いて)貸出可能なので、家でゆっくり楽しむこともできます
まずは自分のペースで、リラックスしながら「裁判」と向き合ってみませんか?

さて、これらの本や映像で「裁判員制度」に興味を持ったら、次は裁判についてより知識を深めましょう
裁判員制度を取り巻く諸問題.JPG

裁判員制度・陪審制・参審制.JPG

上のコーナーには裁判員制度の課題や実際に起きた問題についての本が並んでいます。
否定的な意見も聞かれる裁判員制度、その長所と短所をしっかり把握することで、裁判員としての自分の在り方を考えることができるでしょう。
そして、下のコーナーでは海外や昔の日本の市民参加型裁判制度について展示しています。
今の裁判員制度と見比べてみると意外な発見があるかもしれません。


いかがでしたか
本展示は裁判員制度について全く知らない人から、より深く知りたいと思っている人まで幅広く活用できる展示となっております


いつ、だれが選ばれるか分からない裁判員制度。
そんな制度だからこそ、いつ自分が選ばれても堂々としていられるように準備をしておきたいですよね。
さあ、空を見上げて傘を持ったら、図書館で裁判と向き合いましょう


資料展「裁判員に選ばれたら-実施から8年、裁判員制度を再考する-」


期間 5月27日(土)~7月30日(日)
※図書館休館日を除く


場所 埼玉県立熊谷図書館 2階ロビー

皆様のご来館を心よりお待ちしております

2017年4月25日

子ども読書の日記念「おおきなおはなし会」を開催しました!

みなさんこんにちは。久喜図書館の子ども読書推進担当です。
4月22日(土)に、「おおきなおはなし会」を開催しました

子ども読書の日を記念して、一年に一度だけ行われている特別なイベントです。
今年も昨年に引き続き、午前の部、午後の部あわせて200名以上の方が、
参加してくださいました

「おはなしのじかん」では、
「トムの会」のみなさんと職員で、
パネルシアターや、大きな絵本、おはなしなどを披露したり、
会場のおともだち全員で、てあそびを楽しんだりしました

読みきかせの様子.JPG
てあそびの様子.JPG

「おんがくのじかん」では、
県立久喜高校のみなさんが、
おなじみのアニメソング、映画音楽などを演奏してくださいました

演奏の様子.JPG

小さな子から大人まで、たくさんの人に楽しんでいただけました。
来てくれたおともだち、ありがとうございました

久喜図書館おはなし会のおさそい

久喜図書館子ども図書室では、
毎週土曜日毎月第二・第四水曜日に
おはなし会を開催しています

毎週土曜日(14:00~14:30)はひとりできける子、
毎月第二・第四水曜日(11:00~11:20)
ちいさい子(0~3さい)と保護者の方が対象です。

参加するともらえるシールを集めると、何かいいことがあるかも・・・?
とっても楽しいので、ぜひぜひご参加ください

2017年4月10日

講座「思い出語りで元気になる!」は大好評のうちに終了いたしました!

3月11日(土)に健康・医療情報講座「思い出語りで元気になる!脳を活性化する回想法入門」を開催いたしました♪

講師は回想法ライフレヴュー研究会代表 中嶋惠美子氏。

回想法のプロとして、長年回想法実践者の育成に取り組んでこられました。

「中嶋先生のファンです」という方もいらっしゃるほど著名な中嶋先生に、過去を思い出して語り合う、人生を振り返ることで心身ともに元気になれる「回想法」についてご講義いただきました。

kaisouhou1.png

会場は、ほぼ満員!

みなさん熱心に聞き入っています。人間は死ぬまで成長できる・・・中嶋先生の言葉が心に染み入ります

回想法の効果から実践方法のイロハまで、具体例を交えながらわかりやすくお話いただきました。

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質疑応答の時間は、頻繁に手が挙がります。「もっと聴きたい」「実践したい」「未来に希望が持てた」とのご感想も。

kaisouhou3.png

講義の後は、司書による回想法・認知症に関する図書や情報をご紹介しました。アンケートでは「司書から本の紹介を受けられたのがよかった」との嬉しいご意見をいただきました♪

講座に参加できなかった方は当日の配布資料をダウンロードしてご覧ください

また、今回の講座に併せて、回想法と認知症に関する資料展示を行いました。

展示の様子は223日のブログ、もしくは資料展示のページをご覧ください。

以下から、講座や資料展示で配布したリストをダウンロードできます。

※回想法調べ方案内&資料リスト「入門!回想法」(PDF形式 526KB)

※認知症資料展示リスト「認知症と生きる」(PDF形式 852KB)

※認知症調べ方案内「認知症と生きるために」(PDF形式 1435KB)

誰もが自分らしく元気に生きられるような地域づくりのために、図書館も情報や知識の面から役立ちたいと思っています。