イベント
2017年7月7日
16mmフィルム映写技術講習会を開催いたしました。





2017年6月8日
資料展「裁判員に選ばれたら -実施から8年、裁判員制度を再考する-」
こんにちは
熊谷図書館人文・社会科学資料担当です
6月に入り、最近は空模様が安定しない日が増えてきました。
今日は天気が崩れないか、傘は必要か、判断力が試されますね
さて、そんなはっきりしない空の下、熊谷図書館では新たな資料展が始まりました
その名も、
「裁判員に選ばれたら-実施から8年、裁判員制度を再考する-」
そう、8年前に施行された「裁判員制度」の資料展です。
「裁判員制度」、皆さんも耳にしたことがあるかと思います。
この制度により、私たちは誰もが「裁判員」として人を裁くことになる可能性が出てきました
「人を裁く」のですから、傘とは比べ物にならないほど重要な判断を下さなければなりません。
果たして、裁判員制度を知らないまま法廷に立つことができるでしょうか
え? 裁判員に選ばれるのは本当に低確率だから自分には関係ない?
いやいや、そんなことはありません。当たる確率は低かれど、必ず誰かが当たるのです
裁判員に当たる確率は年間で0.01%、一万分の一の確率だと言われています。
これだけ聞くとやはり当たることはなさそうに思えてきますが、これを50年に引き直すと、20歳から69歳の間に一度でも裁判員に選ばれる可能性は0.46%になります。
これはなんと、じゃんけんで5人に連続で勝つ確率(0.41%)よりも高いのです
そう考えてみると、「裁判員」というのは思ったよりも自分に近い存在なのだと思えてきませんか?
いつ裁判員に選ばれてもいいように、この機会に是非「裁判員制度」について知っておきましょう
とはいえ、裁判員制度と聞いてピンと来ない方も多いのではないでしょうか
「名前だけはよく聞くけど......」
「とりあえず裁判するんでしょ?」
なんて思っている人にオススメなのがこのコーナー
ここでは裁判員制度に関する基礎的な知識と、裁判員の候補に選ばれてから裁判に参加するまでの流れが分かりやすく解説されていま
そして気になる本があれば、そのまま借りることもできちゃうんです
「でも、いきなり「裁判」なんて言われてもなぁ......」
「そもそも裁判とか制度とか、難しいことは分かんないよ」
そんなあなたにはこちら
そう! 物語や映像資料!
いきなり裁判の本を読むのは敷居が高いという人は、まずは「裁判」を扱ったフィクション作品から始めてみてはどうでしょうか。
もちろん(一部を除いて)貸出可能なので、家でゆっくり楽しむこともできます
まずは自分のペースで、リラックスしながら「裁判」と向き合ってみませんか?
さて、これらの本や映像で「裁判員制度」に興味を持ったら、次は裁判についてより知識を深めましょう
上のコーナーには裁判員制度の課題や実際に起きた問題についての本が並んでいます。
否定的な意見も聞かれる裁判員制度、その長所と短所をしっかり把握することで、裁判員としての自分の在り方を考えることができるでしょう。
そして、下のコーナーでは海外や昔の日本の市民参加型裁判制度について展示しています。
今の裁判員制度と見比べてみると意外な発見があるかもしれません。
いかがでしたか
本展示は裁判員制度について全く知らない人から、より深く知りたいと思っている人まで幅広く活用できる展示となっております
いつ、だれが選ばれるか分からない裁判員制度。
そんな制度だからこそ、いつ自分が選ばれても堂々としていられるように準備をしておきたいですよね。
さあ、空を見上げて傘を持ったら、図書館で裁判と向き合いましょう
資料展「裁判員に選ばれたら-実施から8年、裁判員制度を再考する-」
期間 5月27日(土)~7月30日(日)※図書館休館日を除く
場所 埼玉県立熊谷図書館 2階ロビー
2017年4月25日
子ども読書の日記念「おおきなおはなし会」を開催しました!



2017年4月10日
講座「思い出語りで元気になる!」は大好評のうちに終了いたしました!
3月11日(土)に健康・医療情報講座「思い出語りで元気になる!脳を活性化する回想法入門」を開催いたしました♪
講師は回想法ライフレヴュー研究会代表 中嶋惠美子氏。
回想法のプロとして、長年回想法実践者の育成に取り組んでこられました。
「中嶋先生のファンです」という方もいらっしゃるほど著名な中嶋先生に、過去を思い出して語り合う、人生を振り返ることで心身ともに元気になれる「回想法」についてご講義いただきました。
会場は、ほぼ満員!
みなさん熱心に聞き入っています。人間は死ぬまで成長できる・・・中嶋先生の言葉が心に染み入ります
回想法の効果から実践方法のイロハまで、具体例を交えながらわかりやすくお話いただきました。
質疑応答の時間は、頻繁に手が挙がります。「もっと聴きたい」「実践したい」「未来に希望が持てた」とのご感想も。
講義の後は、司書による回想法・認知症に関する図書や情報をご紹介しました。アンケートでは「司書から本の紹介を受けられたのがよかった」との嬉しいご意見をいただきました♪
講座に参加できなかった方は当日の配布資料をダウンロードしてご覧ください
また、今回の講座に併せて、回想法と認知症に関する資料展示を行いました。
展示の様子は2月23日のブログ、もしくは資料展示のページをご覧ください。
以下から、講座や資料展示で配布したリストをダウンロードできます。
※回想法調べ方案内&資料リスト「入門!回想法」(PDF形式 526KB)
※認知症資料展示リスト「認知症と生きる」(PDF形式 852KB)
※認知症調べ方案内「認知症と生きるために」(PDF形式 1435KB)
誰もが自分らしく元気に生きられるような地域づくりのために、図書館も情報や知識の面から役立ちたいと思っています。
2017年2月9日
二胡鑑賞会を開催しました
1月29日(日)に、熊谷図書館で海外資料普及事業「二胡鑑賞会~馬高彦二胡の調べIX~」を開催しました。
好評につき今年は抽選となりましたが、多くの方にお申込みいただきました。当日、開場時刻5分前には受付に列が...!!
今回の鑑賞会は熊谷図書館リニューアル開館後初の開催です。そこで奏者の馬高彦さんには、お気に入りの曲を中心にさまざまなジャンルから選曲いただきました。
前半は「草原の光」「楊柳」など中国やモンゴル、台湾に縁のある曲を、後半は「城ヶ島の雨」などの懐メロや洋楽が並びました。酉年を連想する「ひばり」「コンドルは飛んでいく」といった曲も、二胡の音色で趣ある雰囲気です。合間には、馬さんの思い出などトークを交えて和やかな鑑賞会となりました。プログラムの後、皆様の熱い思いに応えたアンコール曲は「雪の降る街を」。冬らしいしっとりとした曲で締めくくられました。
鑑賞会終了後、笑顔で退場される皆様を見送ることができました。新しく生まれ変わった当館がまた笑顔であふれている様子を見られて、とても嬉しく思います。
(写真上段左:鑑賞会題字 写真上段右:開演5分前の会場の様子
写真中段:会場内資料展示(ブックトラック)の様子 写真下段:資料展示の掲示物と配布物)
さらに、担当として嬉しかったことがもう一つ。会場と2階ロビーで展示していた海外資料に参加者の方が興味をもってくださり、直接ご紹介ができたことです。個人的な推し海外資料も入れていただけに、とてもうれしかったです!我很高兴!
熊谷図書館の海外資料コーナーには、スペイン語やポルトガル語など他の言語で書かれた資料もあります。ぜひご覧になってみてください!
最後に、今年も御出演いただいた馬高彦さん、ご来場いただいた皆様、谢谢!
会場および2階ロビーで展示していた資料リスト
https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/kaigai/shinchaku.html
埼玉県立図書館多文化サービス
https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/kaigai/multicultural.html
(T)