図書館ブログ
2017年11月14日
Library of the Year 2017 ライブラリアンシップ賞受賞式に行ってきました
こんにちは。
久喜図書館の情報・地域協力担当です。
11月8日(水)にパシフィコ横浜で行われたLibrary of the Year 2017 ライブラリアンシップ賞授賞式に行ってきました。
国立国会図書館レファレンス協同データベース事業がLibrary of the Year 2017 ライブラリアンシップ賞を受賞したので全国の参加館741館を代表してトロフィーを受け取とりました
トロフィーは国立国会図書館事務局で保管するので写真のみ。ちょっぴり残念です。トロフィーは木製でシンプルですが、とても素敵でした
受賞理由は、あらゆる館種が協力しあって、わが国のレファレンス・サービスの事例を12年以上に渡って集積し、社会に対して可視化・公共財化した意義を評価されてのことです。
※ライブラリアンシップ賞は、NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)が、 長年にわたって地域住民や図書館員が協同し、さまざまな図書館活動を継続的に行った図書館等を称えるために2016年に創設されたものです。
2017年11月14日
【熊谷】小学2年生の校外学習見学
こんにちは!
熊谷図書館の視聴覚資料・図書館振興担当です。
10月は雨の日が多かったですね。
今月に入ってから晴れの日が増え、近くの公園の木々も色づいてきました。
先月、熊谷市立大麻生小学校の2年生が生活科校外学習で県立熊谷図書館に来ました。
総勢60名。1グループ15人で館内の見学をしていました。
※写真は大麻生小よりお借りしたものです。
館内の書庫を見てもらったり、作業スペースでは図書館で購入した児童書の棚や、本にカバーをかけるところ、本に貼るラベル印刷を見て、子どもたちは盛り上がりました。
また、県立図書館の資料は、県内の公共図書館や、県内公共図書館が持っている資料の取り寄せを行っていることを埼玉県の地図を見せて説明しました。
図書館の1階鑑賞室では、16ミリフィルム「おれたちともだち」シリーズ(内田麟太郎/原作 降矢なな/絵)を上映しました。
グループによって「あしたもともだち」または「ともだちくるかな」の別の作品を上映したので、お互い何を見ていたのか、話をしていたようです。
子ども読書室では、本の貸出と返却の体験をしてもらいました。
読書室の中から好きな本を選び、カウンターに持っていきます。そして、子ども室を出るときにカウンターに持ってきてもらいました。自分の番になるまで並んで待っていてくれました。
最後に皆で集まったところで、事前に預かっていた質問に対して回答しました。その中のいくつかをご紹介します。
Q:おすすめの本は何ですか。
A:《埼玉県》のウェブサイトの彩の国わくわくこどもページにある本を読もうでおすすめの本を紹介しています。また、子ども読書室にわくわく図書コーナーがあります。
Q:図書館では、どうやって本をさがすとよいですか?
A:絵本は絵を書いた人の名前順など、決まった順で並んでいますので本棚を見て探すときは参考にしてください。また、検索機を使うと、どの場所にあるか、貸し出し中かどうかもわかります。
Q:どんな本が人気ですか。
A:「おしりたんてい」シリーズや「ゾロリ」シリーズは人気があります。また、さいたまけんりつとしょかんこどもページの人気のある本からさがすからも人気のある本がわかります。
大麻生小学校からは県立図書館まで距離があるため、気軽に来られない子どももいたようです。県立図書館の資料は近くの図書館からも取り寄せすることができます。
また、大きくなってから、子ども室だけではなく、映画会などのイベントや調べもので一般の図書室にもぜひ来館してほしいです。
大麻生小学校の皆様、またのご来館をお待ちしております。
2017年11月11日
女性創業相談会 in 埼玉県立熊谷図書館 おすすめポイント!
熊谷図書館では、創業・ベンチャー支援センター埼玉と連携して、毎月第1木曜日に
「女性創業相談会 in 埼玉県立熊谷図書館」を開催しています。
(※図書館休館日を除く)
女性創業相談会では、趣味で培ったスキルや、取得した資格を仕事に活かしたい、そんな女性のやる気を専門のアドバイザーが支援します。
月替わりでお二人の女性アドバイザーが相談をお受けします。
● 池田 史子 氏(中小企業診断士)【偶数月担当】
● 森 尚子 氏(中小企業診断士)【奇数月担当】
⇒アドバイザーについて(創業ベンチャー支援センター埼玉のページへ) http://www.saitama-j.or.jp/sogyo/woman/adviser.html

相談会のおすすめポイントは?
まだふんわりとしか考えてないけど相談してもいいのかな?と躊躇している方もご安心ください。お一人お一人の段階に応じてアドバイザーがお答えします。
創業間もないかたも相談できます。集客の方法を相談したい、商売を軌道にのせたい、とった経営課題の解決にぜひご活用ください。
何回でも参加できますので、準備の状況に応じて相談するのも効果的です。
会場は個室で遮音・冷暖房完備ですので、安心して女性アドバイザーとお話しできます。
図書館で相談するメリットは?

起業するかたの気持ちに沿ってステップごとに資料を紹介している「起業に役立つ情報を調べる」もぜひご活用ください。
相談されたかたからは、
" お話ししやすくてとても良かったです!"
" 沢山話を聞いていただいて、とても参考になりました "
" 一つずつ前に進めていけるようにします。"
といった前に嬉しい声をいただいています。
相談会はお一人50分間(無料)、事前予約制です。
創業・ベンチャー支援センター埼玉 へお申込みください。
※申込み先は熊谷図書館ではありません。
TEL:048-711-2222
詳しくは以下の相談会ページをご覧ください。
https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/business/jyosei_sogyo.html
2017年11月10日
文化講座「中世東国社会と女性たち」を開催いたしました
こんにちは❗
県立熊谷図書館人文・社会科学資料担当です。
11月4日(土)、熊谷図書館では、東海大学非常勤講師の井野上眞弓先生を迎えて文化講座「中世東国社会と女性たち」を開催いたしました❗
毎年数多くの方にご参加いただいている当講座ですが、今年も定員に達するまでのお申し込みをいただきました。
↑受講した方々は皆さん真剣に先生の話に耳を傾けていました。
今年の講座のテーマは中世社会に生きた女性ということで、井野上先生には中世における女性のあり方や、時代の流れにつれて女性観が変化していく様をご講演していただきました。
戦国時代にやってきた宣教師ルイス・フロイスが当時の日本とヨーロッパの様子を比較した『日欧文化比較』によると、妻や娘は夫にことわりなく好きな所へ行く自由があり、また財産は別々で所有し、時には妻が夫に高利で貸し付けることもあったそうです。なんだか意外な話ですね。
一方で、中世は今の女性観へと繋がる姿への転換期でもありました。武士の台頭により、女性は家を守る役割、つまりは妻として、母としての女性が求められるようになります。男性を支え、庇護される女性という女性観が成立しましたが、北条政子のように家の中での力を得た女性が家長を代行するといったこともありました。
といったように、講座では中世東国の女性に関する資料のほか、様々な資料を通して、中世社会における女性のあり方や女性観の変化について、お話いただきました。
受講した参加者の方からも、「女性観の変化のプロセスを見ることができてよかった」といった感想をいただき、好評でした✨
井野上先生、そしてご参加いただいた皆様、ありがとうございました❗
なお、講座は終了いたしましたが、資料を通じて中世社会の女性たちの姿を紹介する資料展「中世社会と女性たち」は現在も行っています。熊谷図書館2階ロビーで、11月23日(木)まで開催しておりますので、ご覧ください。
また、当講座も参加している「「躍動する武蔵武士」を今に活かす地域連携プロジェクト事業」では今後も武蔵武士や当時の女性たちの活動を紹介いたします。
「躍動する武蔵武士」を今に活かす地域連携プロジェクト事業リーフレット
(https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/news/kouen/musashibushi_leaflet.pdf)
2017年10月31日
資料展「中世社会と女性たち」開催中です!





