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図書館ブログ

2015年1月24日

資料展示「大正ハイカラ文化誌」

こんにちは。

久喜図書館新聞・雑誌担当です。

毎日寒い日が続きますが、元気にお過ごしでしょうか?

埼玉県立久喜図書館では元気に、「資料展」を開催中です

今回のテーマは

「大正ハイカラ文化誌

‐復刻雑誌から見る100年前の日本‐」です

「大正時代の復刻雑誌」

・・・イメージの湧かない方も多いかと思います。

そこで今日は

当時の個性あふれる雑誌を一部紹介したいと思います。

誰もが一度は聞いたことがあるでしょう!

江戸川乱歩がデビューした「新青年」

文芸誌でありながら、ゴッホやゴーギャンといった

西洋美術を図版で紹介している「白樺」

教科書の定番「蜘蛛の糸」「ごん狐」を

生み出した「赤い鳥」

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どんな時代だったのかな?懐かしくてなぜか新しい大正時代。

皆様のご来館お待ちしています。

資料展示「大正ハイカラ文化誌」

期間 1月14日(水)~2月15日(日)※休館日を除く

場所 埼玉県立久喜図書館 2階閲覧室

資料展の案内はココをクリック

*なお、復刻雑誌を複写することは可能ですが、

ご利用は館内のみとなっています。

2015年1月16日

資料展「時代で見るキャッチコピー ~記憶に残る言葉~」開催中!

こんにちは埼玉県立浦和図書館です

今回は現在開催している資料展「時代で見るキャッチコピー~記憶に残る言葉~」のご案内をいたします

キャッチコピーは言葉で宣伝の効果を高めるために様々な手法によって、より強烈な印象を与えようとします

記憶に残るような印象深いキャッチコピーは、口ずさみたくなるような語呂の良いフレーズであったり、思わず考えさせられるような問いかけであったり、あるいは全く意味のわからない言葉であったりします

そんなキャッチコピーは時代の流れによって変わりゆくものです。過去のキャッチコピーを見ていくと、その当時の世相や人々が感じていたことを垣間見ることができます

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今回埼玉県立浦和図書館では、1950年代以降のキャッチコピーを中心に広告・宣伝に関する資料を紹介いたします。ぜひご覧ください。

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資料展「時代で見るキャッチコピー~記憶に残る言葉~」

期間:1月9日(金)~2月20日(金)

場所:埼玉県立浦和図書館2階ロビー

2014年12月19日

前庭の彫塑「遥か」

こんにちは。

久喜図書館総務担当です。

今回は、久喜図書館の前庭にある彫塑についてご紹介します。

前庭にある野外読書広場には、帽子をかぶった少女の像「遙か」があります。

つば広の帽子の少女は、頬杖をつき、はるか遠くを見つめています。

この像は、久喜市在住の彫刻家 齋藤馨氏の作品で、昭和61年にご寄贈いただいたものです。

齋藤氏は地元の埼玉県を中心に活動されておられ、久喜駅西口駅前広場の三人の少女の像も齋藤氏の作品です。 他にも久喜図書館向かいの久喜総合文化会館、白岡駅、白岡高校、加須青年の家などに齋藤氏の作品はあるそうです。 (詳しくは、齋藤馨氏のホームページをご覧ください。)

野外読書広場は、読書のほか、休息、語らい、食事などの場として、広くお使いいただいており、「遥か」の像の横にはけやきが大きく枝を広げ新緑から紅葉まで広場を美しく彩っています。

久喜図書館にお越しの際は、ぜひこの広場にもお立ち寄りください。

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紅葉した広場と「遥か」

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新緑の広場

2014年12月15日

御礼!「図書館と県民のつどい埼玉2014」みんなが「図書館」でつながる日 終了しました

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12月14日(日)早朝から雲ひとつない晴天、冷え込んだ空気が心地よい。

「図書館と県民のつどい埼玉2014」当日を迎えました。

昨年度から企画構想をして、多くの図書館関係者がこの日のために調整・準備をしてきました。前日13日(土)も遅くまで展示作業をしました。当日の各事業を楽しみにしてくださった観覧者の方々の期待にお応えし、十分満足してお帰りいただけるようにしたい・・・と。

受付開始前から多くの観覧者の方々が列を成してお待ちくださいました。客席もほぼ満席となりました。今回の記念講演は辻村さんの御希望で、インタビュアとなった高校生・大学生から辻村さんに質問をしていくというスタイルを取りました。

その場でしか聴けないというお話を数多くお聴きできました。特に辻村さんの温かいお人柄が滲み出て、今後、作品をさらに楽しく、親近感を持って読ませていただけると思いました。記念講演はあっという間に終わってしまったと思われる方が多かったのではないでしょうか。

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午後は、こども読書活動交流集会やビブリオバトルが行われました。

ビブリオバトルは、「図書館と県民のつどい埼玉」では初めての実施となりました。準備から手探り状態で多くの方から御指導御協力をいただきました。当日の開場ギリギリまでリハーサルをするなど綱渡りの開催でした。

バトラーは中学生・高校生5名の皆さんです。それぞれ県内で実施されたビブリオバトル大会参戦者です。ビブリオバトルを初めて観覧する方がほとんどでしたが、1番目のバトラーのスピーチに圧倒され、すぐに雰囲気に溶け込んでいく様子がわかりました。バトラー一人ひとりが紹介する本への熱い思いが観覧者に伝わったからでしょう。どのバトラーのスピーチも甲乙付け難く、チャンプ本を選ぶのに苦労したのではないでしょうか。票数も分かれていて、僅差でチャンプ本が決まりました。チャンプ本に選ばれたのは、「凍りのくじら」(辻村深月著)でした。紹介をしたのは、埼玉県立春日部女子高等学校 安井彩乃さんです。

展示会場は、大学・高校・公共図書館の司書が各図書館の活動の一端を紹介する内容でした。普段、なかなか足を運ぶことが出来ない図書館の活動が垣間見ることが出来る貴重な機会となりました。観覧者もスタッフもこの日初めて出会う人が数多くありました。こういったイベントを通して、人と人が一方通行ではなく、相互通行の出来る事業を今後も開催していく意義を感じた一日でした。どうもありがとうございました。

2014年12月11日

資料展「室町時代後期の関東武士」を開催中!

こんにちは。
熊谷図書館 人文科学資料担当です。

11月29日(土)から開催している資料展「室町時代後期の関東武士」のご案内です。
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関東武士といえば、記憶に新しいのが映画「のぼうの城」(2012年公開)の主人公・成田長親(なりた ながちか,1545-1613)です。石田三成の水攻めから忍城を守った知将ですね。
三成が成田家臣団にむかって、「この忍城攻め、当方にははなはだ迷惑ながら、坂東武者の武辺を物語るものとして、百年の後も語り継がれるであろう」と褒め称える場面、埼玉で生まれ育ったものとしては嬉しくなってしまいます
(『のぼうの城』(和田竜著 小学館 2007)p320より引用)

さて、
時代は遡り、室町時代後期。
関東では鎌倉府足利幕府の権力対立により、中央(京都)よりも早い時期から相次いで争乱が勃発していました。
この資料展では、戦国時代の幕開け「応仁の乱」(1467-1477)と同時期に起きた関東の争乱、そこにかかわった主要人物に関する資料を展示しています。

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実は、この時代がちょっぴり苦手な展示担当二人・・・
理由は、
・登場人物が多い
・事件の過程が複雑 などなど。

そこで、対立関係を整理し、わかりやすいように家紋入りのポップを立ててみました

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永享(えいきょう)の乱(1438)◆
足利義教(よしのり)・上杉憲実(のりざね) VS 足利持氏(もちうじ)

争乱の行方をたどっていくと、敵味方が激しく入れ替わる乱世の様子が垣間見えてきます。

ぜひ、歴史と哲学の埼玉県立熊谷図書館へお越しいただき、関東武士の勢いを感じてください

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◆戦国武将のさきがけ 後北条氏の祖「北条早雲」◆
小田原を本拠として、関東一円を支配する後北条氏五代の基礎をつくった。
※のちの忍城水攻めは、豊臣秀吉の小田原征伐のひとつ。
小田原城開城まで落ちなかったのは忍城だけだった。



─ 資料展 ─
「室町時代後期の関東武士」
期間:平成26年11月29日(土)~平成27年2月26日(木)
場所:埼玉県立熊谷図書館 2階ロビー



資料展のご案内はこちら
展示資料目録「Lib.Letter」(2014 Winter 第38号)もあわせてご覧ください。
期間中、資料の貸出はできませんが、いつでもお手にとってご覧いただけます。2階カウンター職員へお申し出ください。

※この展示は、埼玉県立嵐山史跡の博物館で開催中の企画展「道灌の時代 戦国時代は関東から始まったの関連展示です。
ぜひ博物館へも足を運んでみてください。

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2階閲覧室入り口にて、
前回の資料展「はにわ ─沈黙の語りべたち」の展示資料を並べています。
閲覧・貸出できますので、ご利用ください。

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