2023年10月20日
資料展「埼玉さあ行こう!~埼玉の観光地と観光ビジネス~」は終わったけれど、埼玉観光は終わらない!
みなさんはこの夏、観光をしましたか? 観光をするには、ガイドブックやパンフレットを見てどこに行くかを検討しますよね。実は図書館にも観光プランを立てるのに役立つガイドブックなどがたくさんあります。
またホテル業や旅行業などの観光ビジネスには多くの人が携わっており、インバウンドやワーケーション、グランピングが近年注目を集めています。
県立熊谷図書館では、埼玉の観光地や観光ビジネスに関する資料展「埼玉さあ行こう!~埼玉の観光地と観光ビジネス~」を令和5年8月1日(火曜日)~令和5年9月21日(木曜日)にかけて開催しました。埼玉の観光地や観光ビジネスに関する資料を展示して展示を見た人に観光してもらい、図書館も県内観光産業の発展に貢献したいという思いから企画した資料展です。このブログでは、どのような展示だったのかをテーマごとに写真も交えて紹介していきます。
1 埼玉の観光地
「さあ行こう!」となったら、みなさんはガイドブックやインターネットを使って事前に観光地の情報を集めることが多いと思います。図書館で所蔵しているフリーペーパーにも観光地に関する情報が掲載されています。フリーペーパーはデザインや写真の撮り方を工夫しているものが多く、見ているだけでわくわくしてきます。フリーペーパーだけでなく、埼玉の観光地を舞台にした漫画『埼玉の女子高生ってどう思いますか?』やボードゲーム「みんなのさいたマップ」も展示しました。
2 埼玉の観光地と食
観光に行ったら、その土地にあるおいしい食べ物を食べたくなるもの。埼玉にも地域に根差したおいしい食べ物がたくさんあります。埼玉といえばうどん! こうのす川幅うどんや熊谷うどんが有名ですよね。他にも東松山の焼き鳥や北本のカレーを紹介したグルメガイドもあります。表紙を見るだけで食べたくなってきませんか?
3 観光ビジネスとは
観光ビジネスとはどのようなものなのかや業界動向が分かる図書、コロナ禍を総括する特集が掲載された雑誌などを展示しました。新型コロナウイルスの感染拡大による宿泊業・旅行業への影響やこれからの観光業について知ることができる資料も揃っています。
4 観光ビジネスとまちづくり
コンテンツツーリズムや聖地巡礼、観光地域づくり法人(DMO)をキーワードに展示しました。埼玉県は「クレヨンしんちゃん」の春日部市、「心が叫びたがってるんだ。」の秩父市、「らき☆すた」の久喜市などの聖地巡礼スポットがあります。聖地巡礼も観光ビジネスのひとつなのです。
5 新たな観光ビジネス
ここでは、新たな観光ビジネスとしてワーケーションやグランピング、ウェルネスツーリズムについて書かれた資料を展示しました。まだ耳慣れない用語もあるかもしれません。そんなときは是非、展示した資料を読んでみてください。
県観光課から借りたポスター
埼玉県で観光に関する展示をするなら、あの方のポスターを展示したい! ということで県観光課からポスターを借りました。それがこちら。埼玉バーチャル観光大使春日部つくしさんのポスターです。ポスターは川越の時の鐘をバックにしたものとイロドリ埼玉の2種類。どちらも旅情をかき立てますね。このポスターを見るために図書館に足を運んでくれた方もいたのではないでしょうか。
ここまで、展示の内容を紹介してきました。「埼玉さあ行こう!~埼玉の観光地と観光ビジネス~」展示資料リスト(PDF:1.5 MB)には、展示資料のほかに関連するウェブサイトのリンクも掲載しています。こちらも併せて御覧ください。
季節は夏から秋へと移り変わっています。私は9月に嵐山町で1泊2日のキャンプをして日本酒とキャンプ飯を堪能しました。資料展は終わっても、観光シーズンは終わりません。このブログを読んでくれているみなさんも、最高の埼玉観光を楽しんでください。