図書館ブログ
2012年4月26日
「おおきなおはなし会」直前!
こんにちは!
久喜図書館の子ども読書推進担当です
いよいよ今週の土曜日、
4月28日は「おおきなおはなし会」です
10時半からと2時からの2回行います。
いつもは小さな「おはなしのへや」で、こぢんまりと行っている「おはなし会」ですが、1年に1度のこのときばかりは、定員140人の大きな視聴覚ホールで行います。
いつもは小さなろうそくをともしますが、この日は特大のろうそくが登場します。
右側が特大のろうそく。(左側が普通の大きさのろうそくです)
この日のためにおはなしボランティア「トムの会」のみなさんと職員は、 詩「あいさつ」に出てくる「へびくん」の準備をしたり、お話を覚えたり、絵本の読み聞かせの練習をしてきました。
元気ピンピン!のへびくん。もちろん手作りです
楽しい手遊びもあります。
テレビのCMでおなじみの「でんでらりゅうば」も予定しています。
CMでは途中で終わっているので気になりませんか?
ちょっと難しいかもしれないけれど、参加して友だちや家族と挑戦してみてください。
また、昨年度からは後半を「音楽の部」として、ご近所の
埼玉県立久喜高校の吹奏楽部のみなさんとコラボレーション
曲目はディズニーのイッツ・ア・スモールワールドや、 ジブリやアニメのテーマなど、子どもたちの親しみやすい曲ばかり!
ただ今、練習の真っ最中です
練習!
練習!
また練習!
もっともっと練習!
これは昨年の出入り口の様子。おはなし室のしろくまさんがお出迎え。
おはなし会に参加した人だけが会えるしろくまさんです
今年ももちろん、しろくまさんがお出迎えします! プログラムや時間など「おおきなおはなし会」の詳細はこちらをご覧ください。 https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/ko_shien/shien4.html#ookina
それでは、たくさんの皆様のご来場をお待ちしております
2012年4月19日
新着16ミリフィルムの紹介
こんにちは。
熊谷図書館視聴覚資料担当です。
今回は新しく購入した16ミリフィルムについて紹介します。
なお、16ミリフィルムを利用できるのは、埼玉県内の機関・団体です。個人での利用はできません。幼稚園、保育園、小/中/高等学校での上映会や、子ども会、NPO、地域ボランティア団体などが主催するイベントなどでご利用できます。(詳しくは担当までお問い合わせください。)
「鉄道員(ぽっぽや)」(劇映画・112分)
第117回直木賞を受賞した浅田次郎の短編小説を映画化。
鉄道員(ぽっぽや)人生一筋の人生を送ってきた、北の果ての小さな終着駅の駅長に訪れたやさしい奇蹟の物語。
1999年劇場公開。監督・降旗康男、出演・高倉健、大竹しのぶ、広末涼子ほか。
「おじゃる丸 ちっちゃいものの大きなちから」(アニメ・11分)
おじゃる丸とちっちゃいものクラブの仲間たちが人助けをしながら、その大切さを学んでいく道徳的なアニメーションです。
テレビアニメの人気者を16ミリフィルムでお楽しみください。
「忍たま乱太郎の地震用心・火の用心」(アニメ・11分)
こちらもテレビアニメの人気者「忍たま乱太郎」。乱太郎とその仲間たちが登場し、火遊びの怖さや防災の大切さを楽しくわかりやすく描きます。子どもたちへの防災教育にご活用ください。
防災関係のアニメーションは他に次のようなフィルムがありますので、こちらもご活用ください
「しまじろうの消防隊」
「どうぶつむらの地震用心・火の用心」
「はれときどきぶた のりやすくんの火の用心」など
「くるみ割り人形」(アニメ・24分)
クリスマスの夜にくるみ割り人形をプレゼントされた女の子が人形とネズミのあらそいに巻きこまれてしまう物語。
クリスマスの映画会にお使いください。
なお、16ミリフィルムの12月分の予約開始は、9月1日です。クリスマスに関するアニメはすぐに予約が入ってしまいますので、ご予約はお早めにお願いします。
以上、新着16ミリフィルムの紹介でした。
ここで耳寄りな情報です。今回紹介した4作品のうちの2作品(「鉄道員(ぽっぽや)」及び「おじゃる丸 ちっちゃいものの大きなちから」)を、早速、熊谷図書館の映画会にて上映いたします。
詳しくは、映画会のサイトをご覧ください。
https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/news/eiga/index.html
2012年4月17日
県立3館で公衆無線LANの利用がはじまりました!
お持ちのパソコン・携帯端末にWi-Fi(無線LAN)接続機能があれば、館内の指定席にて公衆無線LANが利用できるようになりました。使い慣れた端末と図書館資料を併用しながら、調査・研究が行えます。
県立図書館3館とも導入しております。ぜひ御活用ください。
こんな場合に便利です。
<本を読んでいてわからない用語があれば、その場でネット検索!>
<法律書を読みながら、最新の法令をチェック!>
●公衆無線LANのシステムにはFREESPOTを利用しております。
接続方法はFREESPOT公式サイトの説明を事前に御確認ください。
●詳しくは「お客様の持ち込みパソコンからのインターネット利用(公衆無線LAN)について」を御覧ください。
●御利用にはお申込みが必要です。各館の下記カウンターにお申込みください。
浦和図書館 3階社会科学・産業資料カウンター
熊谷図書館 3階一般資料室カウンター
久喜図書館 2階貸出カウンター
2012年4月5日
おはなし室プチリフォーム大作戦
壁面のピーターラビットのシールをはがします。








2012年3月29日
熊谷図書館 資料展「中世の歴史書にみる平清盛と源平合戦」
熊谷図書館人文科学資料担当です。
現在、熊谷図書館では、資料展「中世の歴史書にみる平清盛と源平合戦」を開催中です。
大河ドラマで取り上げられていることもあって、今年はさまざまな場所で平清盛に関する展示が行われています。そのため、展示の内容を決めるうえで、熊谷図書館らしい展示ができないかしら、と真っ先に考えました。
熊谷図書館の棚を見まわしてみると、『大日本古記録』『大日本史料』をはじめ、『史料纂集』『国史大系』、各時代の日記まで、歴史書がたくさん並んでいます。
そこで、今回のメインテーマを「中世の歴史書に平清盛はどのように記されているのか」として、平清盛に関する資料と、熊谷図書館所蔵の中世の歴史書をあわせて紹介することにしました。
中世の歴史書といっても色々ありますが、平清盛に関するものとして、『玉葉』(九条兼実)や『兵範記(ひょうはんき/へいはんき)』(平信範)などの日記や、平清盛の出世の足跡を伺える官員録『公卿補任』などを展示しています。
『玉葉』には、清盛が没した翌日の、 治承5年(1181)閏2月5日に、九条兼実が平清盛の人物像を評した記事があり、とても興味深いです。
(冒頭部分)
「準三后入道前太政大臣清盛(法名静海)は、累葉武士の家に生 まれ、 勇名世に被ぶり、平治の乱逆以後、天下の権、偏にかれ の私門にあり。」
(『訓読玉葉 5』九条兼実原著 高橋貞一著 高科書店より)
中世の歴史書のほかにも、埼玉県立熊谷図書館所蔵している『源平盛衰記』(寛政8年(1796)刊)も展示しています。
47.48巻の奥書きに、次のように記されていて、寛政8年の発行であるとわかります。
「寛政丙辰蒲月既朔 京師 六角通御幸町西江入町 書林 茨城多左衛門方正」
※「寛政丙辰」は寛政8年(1796)のことをいいます。
とても古い資料ですが、実際に手にとってご覧いただくこともできます。
資料展示は、5月25日(木)まで、埼玉県立熊谷図書館2Fロビーにて開催しています。ぜひ、ご覧ください。