図書館ブログ
2012年4月19日
新着16ミリフィルムの紹介
こんにちは。
熊谷図書館視聴覚資料担当です。
今回は新しく購入した16ミリフィルムについて紹介します。
なお、16ミリフィルムを利用できるのは、埼玉県内の機関・団体です。個人での利用はできません。幼稚園、保育園、小/中/高等学校での上映会や、子ども会、NPO、地域ボランティア団体などが主催するイベントなどでご利用できます。(詳しくは担当までお問い合わせください。)
「鉄道員(ぽっぽや)」(劇映画・112分)
第117回直木賞を受賞した浅田次郎の短編小説を映画化。
鉄道員(ぽっぽや)人生一筋の人生を送ってきた、北の果ての小さな終着駅の駅長に訪れたやさしい奇蹟の物語。
1999年劇場公開。監督・降旗康男、出演・高倉健、大竹しのぶ、広末涼子ほか。
「おじゃる丸 ちっちゃいものの大きなちから」(アニメ・11分)
おじゃる丸とちっちゃいものクラブの仲間たちが人助けをしながら、その大切さを学んでいく道徳的なアニメーションです。
テレビアニメの人気者を16ミリフィルムでお楽しみください。
「忍たま乱太郎の地震用心・火の用心」(アニメ・11分)
こちらもテレビアニメの人気者「忍たま乱太郎」。乱太郎とその仲間たちが登場し、火遊びの怖さや防災の大切さを楽しくわかりやすく描きます。子どもたちへの防災教育にご活用ください。
防災関係のアニメーションは他に次のようなフィルムがありますので、こちらもご活用ください
「しまじろうの消防隊」
「どうぶつむらの地震用心・火の用心」
「はれときどきぶた のりやすくんの火の用心」など
「くるみ割り人形」(アニメ・24分)
クリスマスの夜にくるみ割り人形をプレゼントされた女の子が人形とネズミのあらそいに巻きこまれてしまう物語。
クリスマスの映画会にお使いください。
なお、16ミリフィルムの12月分の予約開始は、9月1日です。クリスマスに関するアニメはすぐに予約が入ってしまいますので、ご予約はお早めにお願いします。
以上、新着16ミリフィルムの紹介でした。
ここで耳寄りな情報です。今回紹介した4作品のうちの2作品(「鉄道員(ぽっぽや)」及び「おじゃる丸 ちっちゃいものの大きなちから」)を、早速、熊谷図書館の映画会にて上映いたします。
詳しくは、映画会のサイトをご覧ください。
https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/news/eiga/index.html
2012年4月17日
県立3館で公衆無線LANの利用がはじまりました!
お持ちのパソコン・携帯端末にWi-Fi(無線LAN)接続機能があれば、館内の指定席にて公衆無線LANが利用できるようになりました。使い慣れた端末と図書館資料を併用しながら、調査・研究が行えます。
県立図書館3館とも導入しております。ぜひ御活用ください。
こんな場合に便利です。
<本を読んでいてわからない用語があれば、その場でネット検索!>
<法律書を読みながら、最新の法令をチェック!>
●公衆無線LANのシステムにはFREESPOTを利用しております。
接続方法はFREESPOT公式サイトの説明を事前に御確認ください。
●詳しくは「お客様の持ち込みパソコンからのインターネット利用(公衆無線LAN)について」を御覧ください。
●御利用にはお申込みが必要です。各館の下記カウンターにお申込みください。
浦和図書館 3階社会科学・産業資料カウンター
熊谷図書館 3階一般資料室カウンター
久喜図書館 2階貸出カウンター
2012年4月5日
おはなし室プチリフォーム大作戦
壁面のピーターラビットのシールをはがします。








2012年3月29日
熊谷図書館 資料展「中世の歴史書にみる平清盛と源平合戦」
熊谷図書館人文科学資料担当です。
現在、熊谷図書館では、資料展「中世の歴史書にみる平清盛と源平合戦」を開催中です。
大河ドラマで取り上げられていることもあって、今年はさまざまな場所で平清盛に関する展示が行われています。そのため、展示の内容を決めるうえで、熊谷図書館らしい展示ができないかしら、と真っ先に考えました。
熊谷図書館の棚を見まわしてみると、『大日本古記録』『大日本史料』をはじめ、『史料纂集』『国史大系』、各時代の日記まで、歴史書がたくさん並んでいます。
そこで、今回のメインテーマを「中世の歴史書に平清盛はどのように記されているのか」として、平清盛に関する資料と、熊谷図書館所蔵の中世の歴史書をあわせて紹介することにしました。
中世の歴史書といっても色々ありますが、平清盛に関するものとして、『玉葉』(九条兼実)や『兵範記(ひょうはんき/へいはんき)』(平信範)などの日記や、平清盛の出世の足跡を伺える官員録『公卿補任』などを展示しています。
『玉葉』には、清盛が没した翌日の、 治承5年(1181)閏2月5日に、九条兼実が平清盛の人物像を評した記事があり、とても興味深いです。
(冒頭部分)
「準三后入道前太政大臣清盛(法名静海)は、累葉武士の家に生 まれ、 勇名世に被ぶり、平治の乱逆以後、天下の権、偏にかれ の私門にあり。」
(『訓読玉葉 5』九条兼実原著 高橋貞一著 高科書店より)
中世の歴史書のほかにも、埼玉県立熊谷図書館所蔵している『源平盛衰記』(寛政8年(1796)刊)も展示しています。
47.48巻の奥書きに、次のように記されていて、寛政8年の発行であるとわかります。
「寛政丙辰蒲月既朔 京師 六角通御幸町西江入町 書林 茨城多左衛門方正」
※「寛政丙辰」は寛政8年(1796)のことをいいます。
とても古い資料ですが、実際に手にとってご覧いただくこともできます。
資料展示は、5月25日(木)まで、埼玉県立熊谷図書館2Fロビーにて開催しています。ぜひ、ご覧ください。
2012年3月22日
法律情報サービス講座「よくわかる!相続と成年後見の基本」を開催しました(浦和図書館)
3月10日(日)、さいたま市の弁護士で、法テラス埼玉副所長の 白鳥敏夫氏をお招きして、相続と成年後見についての講座を開催しました。 おかげさまで定員50名を上回るお申込みをいただき、10日前には満席に。当日の会場は熱気にあふれていました。
遺言書を書く時はここに注意!
家族が多額の借金を残して亡くなったら?
相続放棄したら、生命保険金は受け取れないか?
認知症の高齢者の財産を守る方法
政府の相続法改正案で、今後の税負担はどうなる?
..などなど、ここだけは押さえておきたい基本的な知識について、具体的な事例を交えた親しみやすい講義でした。 多くの参加者のみなさんが90分間真剣に耳を傾け、質問も続々と寄せられました。
その後、浦和図書館司書より「法律情報の調べ方」として、相続・成年後見を例にとり、図書・雑誌・新聞記事の探し方や、無料相談窓口などお役立ち情報をご案内しました。
誰もが直面する相続や、老後の不安に備える成年後見制度について、非常に関心が高まってきているようです。
残念ながら今回ご参加いただけなかったみなさま、大丈夫です!
1 当日のテキストをご希望の方には、ご来館いただければ差し上げます(浦和図書館3階社会科学。産業カウンターにて)
2 図書館には、相続や成年後見制度の基本が理解できる、たくさんの図書や雑誌、DVDがあります!
3 法律についてのお悩みや、成年後見制度について相談できる機関や窓口もご紹介します。
参加された方からは「図書館ではこんなこともやっているんですね」というお声も頂戴しました。 その通り、図書館はお仕事・生活の悩みや課題解決のヒントとなる様々な情報をご提供しています。
みなさまのご来館や、お気軽なお問い合わせをお待ちしています。