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図書館ブログ

2011年8月4日

本の修理ボランティアに参加しました

「諦めない」震災復旧に立ち向かう茨城県立図書館
~本の修理ボランティアに参加しました~

久喜図書館のよーかん&ぺこです。

8月3日(水)、東日本大震災の影響で休館が続く茨城県立図書館に行って、
本の修理ボランティアに参加してきました。

付近には、茨城県指定史跡の「水戸城跡(塁及び濠)」、
水戸藩の藩校であった旧弘道館があります。

同館は旧県議会議事堂を改修した建物で、震災の被害に関しては
蔵書ももちろんですが、建物の被害も大きかったそうです。

館内を見学させていただいたところ、
壁材の落下箇所等を工事するための足場が組まれており、
今なお復旧工事が続いていました。

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<復旧工事中の館内>


今回参加したのは、
「Help-Toshokan 図書館支援隊」 (http://www.jla.or.jp/home/earthquake/tabid/346/Default.aspx)
という、日本図書館協会の被災地図書館への支援活動の一つ。

本棚から落下して壊れた大量の本を修理してほしい、
という茨城県立図書館からの要請にこたえて、
修理ボランティア隊として9名が派遣されました。
うち3名がよーかん、ぺこを含む埼玉県立図書館の職員でした。

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<修理はこつこつ地道な作業>

1冊ずつ、手作業で本を修理するのはたいへん時間がかかりますが、
茨城県立図書館の職員や修理ボランティアの方々と共に、
計180冊を修理することができました。

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<生き返った本たち>

同館の修理ボランティアの方々は熱意にあふれ、修理の方法についてもたくさんの質問があり、
熱気のこもったアツ~い1日となりました(^^)

「こうして人と人が支え合っていることに希望を感じました。」

同館職員の方の言葉に、よーかん&ぺこの心もあたたかくなりました。

茨城県立図書館は、9月上旬の開館を目指しているとのことです。
みんなの熱意によってよみがえった本が、早く茨城県民の皆さまの手に届きますように...

なお、茨城県立図書館の修理作業については、
『茨城新聞』2011年7月31日19面の記事「1300冊超の修理急ピッチ 慣れぬ作業「諦めない」」
でも紹介されています。
(※Webサイト 茨城新聞 http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13120352556184)
(※『茨城新聞』原紙は浦和図書館所蔵(2年保存))


(文責 ぺこ)

2011年8月4日

緑のカーテンで暑い夏を乗り越えましょう

こんにちは 熊谷図書館総務担当です。埼玉県立熊谷図書館では、ゴーヤで緑のカーテンを育成中です。この猛暑の中すくすくと育っています。

設置に当たっては、総合教育センター江南支所の皆様に御協力をいただきました。改めて御礼申し上げます。

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「こんなに大きくなりました!でも......やっぱり 熊谷の夏は暑すぎる!!」

2011年7月29日

「知っていますか?なでしこジャパンは埼玉発」

「知っていますか?なでしこジャパンは埼玉発」
おめでとう「彩の国スポーツ功労賞」


埼玉資料室の入り口に、先週から、いつもと違う
真っ赤なミニ展示のコーナーを始めました。
赤は浦和レッズのチームカラー、展示タイトルは、
お客さまからの質問「なでしこジャパンの中心に
埼玉の選手や監督がいます。資料はありませんか?」
から、そのまま頂いたものです。


なでしこ.JPG


なでしこJAPANは埼玉にゆかりの深いチーム
PK戦の決勝ゴールが印象的だったDFの熊谷紗季選手
(現在ドイツチームに移籍)、GKの山郷のぞみ選手、
DFの矢野喬子選手の3選手は「浦和レッズレディース」出身。
チームを優勝に導いた佐々木監督は小学校・中学校ともに
川口市出身。大宮アルディージャの初代監督をつとめ、
現在はさいたま市にお住まいです。
埼玉資料の中から「浦和レッズレディース」の関連資料を
中心に集めてみました。


「そのまま行け」佐々木則夫
展示の中の1冊に、『荒れ地に花は咲く』池田浩美著があります。
佐々木監督は、この本の中で、なでしこジャパンのコーチを
引き受けた時のことを「日本女子代表の伸びシロは魅力で、フィジカルに
頼れない反面、パスを丁寧に繋ぐ自分のポリシーが活かせる」と思い、
サッカーをやっている高校生の娘から「パパならきっと大丈夫だよ」
と応援されてその気になったと語っています。
著者池田(旧姓磯崎)選手(元なでしこジャパン・キャプテン 本庄第一
高校出身)への監督のアドバイスはいつも「そのまま行け」だったそう
です。

「チームに必要とされる存在になりたい」熊谷紗季
もう一つのおすすめは、
浦和レッズレディースの『MATCH DAY NEWS NO. 48』
この資料は、マッチデープログラムといわれる試合当日に
入場者に配られる冊子。
わずか8ページの小さな冊子ですが、大切な埼玉資料の一つです。
ご紹介する号は2009年6月14日、対東京電力女子サッカー部マリーゼ戦
で配布されました。
熊谷紗季選手のインタビューが掲載されています。
「これまで以上に選手としても人としても必要とされる存在になりたい
です。」
と新人18才の大型MF(当時)は語っています。
なお、この資料をはじめ浦和レッズ関係の資料収集には、
埼玉とサッカーをこよなく愛する方々(職員含め)にご協力頂いて
います。

「埼玉を制する者は全国を制す」と言われた高校サッカーをはじめ、
埼玉県はサッカーの盛んな歴史を持ちます。今回のなでしこジャパン
の活躍は、埼玉の女子サッカー「未来のなでしこ」の層をさらに
広げてくれることでしょう。
子ども向けのサッカーの本は、県立久喜図書館に揃っています。
県立浦和・熊谷の各館でも取り寄せて、借りることが出来ます。
どうぞあわせてご利用下さい。


https://www.lib.pref.saitama.jp/licsxp-opac/WOpacTifSchCmpdDispAction.do
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以上、県立浦和図書館 地域資料担当 hでした。

2011年7月29日

浦和図書館ミニ展示コーナーのご案内

埼玉県立浦和図書館社会科学資料担当です。

3階カウンター近くのミニ展示コーナーでは、 「人を育てる/コーチングの本」を展開中です。

先日、あるお客様にコーチングの本はどんなものがある? と、ご質問を受けました。

その際、関係する資料が何ヵ所かに分れていたので コーナーを作ってみました。

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埼玉県立図書館は分野別専門館としてサービスを行っており、 浦和館の担当分野は社会科学系の資料となっています。

(https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/service/index.html#yakuwari)

館の所蔵分野をテーマに、月1~2回くらいのペースで コーナーの本を入れ換えたいと思っています。
何かご希望がありましたら、カウンター職員にお声掛けください!

2011年7月28日

今年の夏は、音楽でも東北を旅しよう

こんにちは
浦和図書館産業資料担当です。

当館では、毎年夏休みに「音楽で世界を旅しよう」と題し、世界各地の伝統音楽を紹介してきました。
今年は、資料展示「音楽で世界を旅しよう~東北編~」を開催し、東北地方の音楽・芸能などが収められたCD・DVD・ビデオなど100点あまりを展示しています。今年の夏は、東北にお出かけください。

今年の夏は、音楽でも東北を旅しよう

展示資料の中からいくつかご紹介します。


☆東北の音楽といえば、民謡でしょうか。津軽三味線も素敵です。
・『民謡うたがたり』(CD) 成田雲竹;高橋竹山 日本コロムビア
・『ふるさとの民謡』後藤清子他(CD) キングレコード
・『日本民謡集』(CD) 日本コロムビア
・吉田兄弟『ソウルフル』 他(CD)

普段あまり目にすることのないレコードもご紹介しています。ジャケットにもCDにはない魅力があります。

☆民謡以外にも、音と映像を集めてみました。
・『みちのくの蒸気機関車』(ビデオ) TBS
・『日本の美音』(CD) ソニー・ミュージックエンターテインメント
・『日本のわらべ歌1~2』(CD) 日本コロムビア


☆文学がお好きな方には
・長岡輝子、宮沢賢治を読む1~7(CD)草思社
藤沢周平や太宰治の朗読CDもあります。


☆歴史ファンには
・『おくのほそ道を歩こう 第1・2巻』(DVD) NHKエディケーショナル
・『ビデオ文学館 18 遠野物語』(ビデオ) NHKソフトウエア
・『菅江真澄の旅 全6巻』(ビデオ) 紀伊國屋書店

*他にも様々な資料をご紹介しております。(貸出中の場合はご容赦ください)。

8月28日(水)まで開催中です。この機会にぜひお越しください。