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展示

2015年8月5日

さいたま文学館連携資料展「県北部地域ゆかりの文学」開催中!

こんにちは県立熊谷図書館です。県立熊谷図書館では現在、さいたま文学館と連携した資料展「県北部地域ゆかりの文学」を開催しています。

さいたま文学館は大規模改修工事中のため、7月13日から休館しています。その間の出張展示の一環として、県立熊谷図書館との連携展示を行っており、さいたま文学館が所蔵している資料も一緒に御覧になれます。また、さいたま文学館が実施した展覧会の紹介も行っています。

今回、県北部地域にゆかりのある作家として取り上げるのは、秩父郡両神村(現・小鹿野町)に生まれた小説家の大谷藤子、児玉郡本庄町(現・本庄市)に生まれ旧制熊谷中学(現・熊谷県立高校)に進んだ劇作家の宇野信夫、秩父郡両神村(現・小鹿野町)と大滝村入川谷(現・秩父市)で暮らしたことのある歌人の前田夕暮、児玉郡本庄町(現・本庄市)に生まれ幼年時代を過ごした詩人岡本潤、熊谷市に疎開した歌人の鹿児島壽藏、榛沢郡大寄村(現・深谷市)に生まれた児童文学者の北川千代の6名です。

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↑こちらがさいたま文学館の資料展示です。図書資料のほか、自筆原稿の写真なども展示しています。

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↑県立図書館所蔵資料の資料展示です。作家についての伝記や評論なども展示しています。

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↑さいたま文学館で行われた展覧会の一覧と図録も御覧いただけます。

さいたま文学館連携資料展「県北部地域ゆかりの文学」8月4日(火)~8月16日(日)まで、県立熊谷図書館2階ロビーにて開催しています。是非御覧ください。

2015年4月30日

「川沿い作品展」に協賛します

県立熊谷図書館の近くを成田用水が流れています。
近くの住民の方々が、自作の絵や書などの作品を屋外に展示して、
地域のことを考えようという「川沿い作品展」が今年も5月9日(土)、10日(日)に開催されます。
「川沿い作品展」は平成12年から毎年行われ、今年で16回目となります。

(過去の「川沿い作品展」の様子)
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県立熊谷図書館では、この「川沿い作品展」に協賛し、パネル展示「『川沿い作品展』に行ってみよう!」(平成27年5月10日(日)まで)と資料展示「川沿い散策・六堰まで」(5月21日(木)まで)を開催しております。

パネル展示「『川沿い作品展』に行ってみよう!」では、昨年度までの「川沿い作品展」の様子を写した写真パネルを2階ロビーに展示しております。
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資料展示「川沿い散策・六堰まで」では、県立熊谷図書館が作成した『川沿い散策マップ』で図書館周辺から六堰まで遡る道筋にスポットを当て、史蹟等に関する資料を3階ロビーに展示しております。
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熊谷図書館の展示会場では、上記『川沿い散策マップ』(平成23年度作成)も配布しています。

初夏の一日を涼しげな川の近くで楽しみませんか。
「川沿い作品展」の詳しいご案内はこちらをご覧ください。
川沿い作品展ちらし.pdf 「第16回川沿い作品展ちらし」(第16回川沿い作品展実行委員会作成)(PDFファイル125KB)

2015年4月15日

展示「北陸新幹線開通記念」

県立熊谷図書館の一階右手奥のスペースで、4月7日(火)~5月8日(金)まで、北陸新幹線開通を記念して、北陸新幹線が通る県の観光パンフレットを配布しています

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北陸新幹線は、東京から、埼玉県を通り、群馬県、長野県、富山県などを経て、石川県の金沢までを最速2時間28分で結ぶ路線で、今年の3月14日、長野駅と金沢駅までの線路が開通しました

そこで今回、北陸新幹線の通る主な県の県立図書館で、共催して北陸新幹線フェアを行うことになり、各県のパンフレットをお互いに展示することにしました

展示しているパンフレットは、長野県・富山県・石川県・福井県の観光パンフレットです

開通したのは石川県の金沢までですが、その西にある福井県が参加しているのは、今後、金沢~福井県の敦賀まで線路を開通させる予定があるからです。

北陸新幹線の公式ホームページ(http://hokuriku-w7.com/ 2015年04月15日最終確認)によると、東京から金沢までを往復する「かがやき」と「はくたか」は大宮に停車した後、熊谷を通過して、群馬県の高崎や長野県に行ってしまうようなのですが、東京と長野を往復する「あさま」という新幹線は、ちゃんと熊谷に停車してくれるようですね。

というわけで、ゴールデンウィークは北陸新幹線に乗って旅行に出かけてみるのも良いですね

ぜひ、旅行の計画を立てる際にお役立てください。

パンフレットは、なくなり次第終了となってしまいますので、必要な方はお早めにゲットしに来てくださいね

2015年3月24日

漢詩についての調べ方案内ができあがりました

「春眠暁を覚えず。

ウトウトと夢を見るのが心地よい季節が近づいてまいりました

埼玉県立熊谷図書館では228()から521()まで『古今東西夢模様 ~夢の世界をめぐる~』という、眠っている間に見る"夢"の不思議な魅力をご紹介する資料展示を行っています。

内容は、古代から現代まで世界各地で、夢はどのように理解され扱われていたのか、そして、そこからどのような神話・宗教・信仰・文学・音楽・美術・心理学が誕生したのかをご紹介しています

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近代以前、夢は神話や宗教的実践と密接に結びついていました資料展示の最初のコーナー「1 古代人の夢模様」では、原始社会、古代中国、イスラム教、中世ヨーロッパにおけるキリスト教、日本仏教において、それぞれ夢がどんな様相を見せていたのかをご紹介しています

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また夢は芸術家にとって重要なインスピレーションの源泉です。「2 芸術作品にまつわる夢」のコーナーでは、夢にちなんだ文学・音楽・美術作品を集めてご紹介しています

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近代以降、夢は学問、特に精神医学の研究対象となり、今では夢分析として診療室で心の病を治すために使われています。

「3 フロイトの夢分析」「4 ユングの夢分析」のコーナーでは、基本的な夢分析の仕組みや、あまり知られていない、ちょっと変わった夢分析もご紹介しています。

ちょっと変わった、と言いますのは、ゲシュタルト・セラピーといって、夢の中の登場人物や登場した物になりきって演じたり、夢の中に登場した物と会話をすることにより、実存的な気付きを得るというものなのです。面白いですね

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最後のコーナー「5 夢の入門書・参考書・エッセイ・夢日記・その他」では、夢に興味を持った方のために、夢に関する入門書や参考書、軽く読めるエッセイ集、ちょっと気になる他人の夢日記、予知夢などの夢にまつわる不思議な体験談集などもご紹介しています

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今回準備を担当した私は、テーマが夢ということで、わくわく楽しく資料を読み込んでいたのですが、

内心では資料展示を任されるのが初めてで不安とプレッシャーで一杯・・・!そんなある晩こんな夢を見てしまいました

試験終了まであと少しなのに、未記入の解答用紙が何十枚も残っていて、全然間に合わないっ!赤点確実~!と必死で焦る悪夢を・・・

皆さんも一度はこんな悪夢をご覧になったことがあるのではないでしょうか...?

追い詰められている人がよく見る典型的な夢ですね。。。

それもそのはず、ご覧のとおり、今回の展示は"古今東西"と題していて、時代も地域も学問領域も越えて幅広く夢の事象を扱っており、読み込む資料も多種多量だったのです!

しかしその分、様々な側面から夢の魅力を感じていただける展示内容となっているのではないかと思います

シャボン玉のように、儚く、多彩さを見せる夢模様をぜひお楽しみ下さい

─ 資料展 ─

「古今東西夢模様 ~夢の世界をめぐる~」

期間:平成27年2月28日(土)~平成27年5月21日(木)

場所:埼玉県立熊谷図書館 2階ロビー

資料展のご案内はこちら

展示資料目録「Lib.Letter」(2015 Spring 第39号)もあわせてご覧ください。

期間中、資料の貸出はできませんが、いつでもお手にとってご覧いただけます。2階カウンター職員へお申し出ください。

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2階閲覧室入り口にて、

前回の資料展「室町時代後期の関東武士」の展示資料を並べています。閲覧・貸出できますので、ご利用ください。

2015年3月1日

企画展「浦和文化の風景 県立図書館と埼玉会館」が開催中です。

県立浦和図書館は、3月末に90年を超える歴史に幕を閉じ、閉館することになりました。また、隣接する埼玉会館は10月からリニューアル工事のための長期休館が予定されています。そこでこの機会に両施設があるさいたま市高砂地区の歴史を振り返り、文化活動の拠点となってきた2つの施設の歩みを振り返る企画展を開催することになりました。

連日、通常業務の合間をぬって資料を調べ、展示パネル等を作成し、会場のレイアウトを考えて...と県立浦和図書館の最後を飾るために準備を進めてきました。本日午前中にようやくディスプレイが完成し、何とか間に合わせることができ、ホッとしているところです。

県立浦和図書館に色々な思い出を持った方がいらっしゃると思います。是非、今回の企画展を御覧になって、記憶に留めていただければと思っています。皆様の御来場をお待ちしております。

第一展示室
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第二展示室
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なお、3月14日からは会場を浦和図書館に移して、企画展「さようなら県立浦和図書館」を開催いたします。こちらも併せて御覧ください。