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展示

2012年5月20日

追悼展示『モーリス・センダックのいるところ』開催中!

こんにちは、、久喜図書館子ども室です。

絵本作家のモーリス・センダックさんが2012年5月8日に83歳でなくなりました。
ご冥福をお祈りいたします。

センダックさんは
『かいじゅうたいのいるところ』
『まよなかのだいどころ』
をはじめ、子どもから大人まで 世界中の人たちに愛されている作品を たくさん残してくれました。

追悼と感謝の気持ちをこめて、久喜図書館子ども室では、県立図書館で所蔵作品をあつめて、追悼展示をしています。

展示『モーリス・センダックのいるところ』
展示期間:5月20日(日)~6月17日(日)

※資料はすべて貸出しています。
tenji-sendak.jpg


センダック作・絵の絵本や物語だけでなく、
『こぐまのくまくん』(ミナリック)のように他の作家とのコラボレーション作品、
グリム童話やマザー・グースに絵をつけたものなど、
その幅広い活動が感じ取れる展示になりました。

映画化された『かいじゅうたちのいるところ』のストーリー・ブックや小説版。
『センダック絵本論』、センダックの伝記など、センダックの人となりが
わかる本もあつめました。

展示はしていませんが、洋書版を所蔵している作品もあります。
ご希望の方は、子ども室カウンターまでお問い合わせください。

ブックトラック1台だけの、ミニ展示ですが、
ぜひ、この機会にセンダックの世界をお楽しみください。
お待ちしています。

2012年3月29日

熊谷図書館 資料展「中世の歴史書にみる平清盛と源平合戦」

熊谷図書館人文科学資料担当です。
現在、熊谷図書館では、資料展「中世の歴史書にみる平清盛と源平合戦」を開催中です。

大河ドラマで取り上げられていることもあって、今年はさまざまな場所で平清盛に関する展示が行われています。そのため、展示の内容を決めるうえで、熊谷図書館らしい展示ができないかしら、と真っ先に考えました。
熊谷図書館の棚を見まわしてみると、『大日本古記録』『大日本史料』をはじめ、『史料纂集』『国史大系』、各時代の日記まで、歴史書がたくさん並んでいます。

そこで、今回のメインテーマを「中世の歴史書に平清盛はどのように記されているのか」として、平清盛に関する資料と、熊谷図書館所蔵の中世の歴史書をあわせて紹介することにしました。

展示風景.jpg

中世の歴史書といっても色々ありますが、平清盛に関するものとして、『玉葉』(九条兼実)や『兵範記(ひょうはんき/へいはんき)』(平信範)などの日記や、平清盛の出世の足跡を伺える官員録『公卿補任』などを展示しています。

『玉葉』には、清盛が没した翌日の、 治承5年(1181)閏25日に、九条兼実が平清盛の人物像を評した記事があり、とても興味深いです。

(冒頭部分)
「準三后入道前太政大臣清盛(法名静海)は、累葉武士の家に生 まれ、
勇名世に被ぶり、平治の乱逆以後、天下の権、偏にかれ の私門にあり。」
(『訓読玉葉 5』九条兼実原著 高橋貞一著 高科書店より)

中世の歴史書のほかにも、埼玉県立熊谷図書館所蔵している『源平盛衰記』(寛政8年(1796)刊)も展示しています。

表紙.jpg

47.48巻の奥書きに、次のように記されていて、寛政8年の発行であるとわかります。
「寛政丙辰蒲月既朔 京師 六角通御幸町西江入町 書林 茨城多左衛門方正」
※「寛政丙辰」は寛政8年(1796)のことをいいます。


奥書.jpg

とても古い資料ですが、実際に手にとってご覧いただくこともできます。

資料展示は、525日(木)まで、埼玉県立熊谷図書館2Fロビーにて開催しています。ぜひ、ご覧ください。

2012年2月29日

「埼玉県推奨図書」募集中!展示中!

お久しぶりです。
久喜図書館 子ども室です。

子ども室のカウンターで、子どもたちや、お母さんお父さんから、かなり頻繁に聞かれるのは、
「オススメの本、ありますか?」という質問。
そんなとき、県立図書館のおすすめ本のコーナーをご案内するとともに、「埼玉県推奨(すいしょう)図書」をご紹介することがあります。

「埼玉県のオススメ本」

「埼玉県推奨(すいしょう)図書」は、ご存じでしょうか?


埼玉県では、毎年、読書週間にむけ、青少年のみなさんに読んでいただきたい本を選んで、ご紹介しています。
読書感想文のシーズンには、脚光をあびますし、10月頃、図書館や本屋さんで、パンフレットを配っていますので、
ご覧になった方もいるのではないでしょうか?


一年に選ばれるのは、約30冊
「乳幼児」 「低学年」 「中学年」 「高学年」 「中学生」 「高校生・青年」の6つの対象別に、4~5冊づつ選ばれます。


さてさて、では、この「埼玉県推奨図書」をだれが、どうやって決めてるのでしょう?

実は、県民のみなさまからのオススメ本の応募と出版社の自薦からスタートするのです。
「この本、とっても面白かったから、たくさんの人に読んでもらいたいな」と、オススメしていただいた本の中から、
学校の先生や学校司書、図書館司書など、本の専門家である「選定委員」が、じっくりと候補図書を選んでいき、
最終的に青少年健全育成審議会の諮問を経て、10月に決定します。


ただいま、募集中!

平成24年度の募集が、2月からはじまっています。
平成23年1月以降に刊行された本で、「これぞ!」というものがありましたら、ぜひご応募ください。
(募集の締め切りは、平成24年4月16日)


応募は、埼玉県青少年課(郵便・FAX・メール)

(http://www.pref.saitama.lg.jp/site/seisyounensesaku/suishoutosho-bosyu-h24.html)
で受け付けているほか、県立各館(久喜・浦和・熊谷)の子ども室でも応募できます。

suisho-bosyu.jpg
募集箱、おいてます。


昨年のを見てみよう!

久喜図書館子ども室では、平成24年度の応募にあわせ、参考にご覧いただけるよう
「平成23年度埼玉県推奨図書」をまとめて展示しています。
H23suisyotenji.jpg
<展示期間:2月25日(土)~3月9日(金)>

suisyotenjizen.jpg
※紹介コメントがついてます。


この機会に、ぜひ見に来てください。


過去の推奨図書のリストは、図書館ウェブサイトに掲載しています。

(https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/ko_shien/shien2.html#suisyo-book)
こちらもぜひご覧ください。

2012年2月16日

2月 如月(きさらぎ)

暦の上では、二十四節気のひとつである雨水(うすい:今年は19日)も近づき、だんだん寒さも和らいできて、春が近づいているのを実感できます。
日本には、古くから受け継がれてきた季節をあらわす美しい言葉や習慣があります。しかし、現代に暮らす私たちは、昔のように自然が豊かにあふれた環境にはなく、子どもたちの生活もスケジュールに追われ慌ただしくなっています。
だからこそ、日本の四季を肌で感じる季節の行事を日々の生活に積極的に取り入れてみませんか。
熊谷図書館子ども読書室では、季節の行事をとりあげたミニ展示やテーマ展示をしています。
<ミニ展示・ひな祭り>
親王かざりの様子.JPG
内裏(だいり)びなだけをかざる「親王かざり」の様子
ミニ展示・ひなまつり.JPG
ひな祭りに関する本を集めたミニ展示
ぐりとぐら・ひなまつり.JPG

<テーマ展示・科学えほん>
テーマ展示・科学えほん.JPG
えほんに「科学」がつくと、何か難しそうと思われるかもしれません。
でも、実際に読んでみると科学の本は面白くて、楽しくて、そして、ゆったりと考えをめぐらせる豊かな時間をもたらしてくれます。生きもの、植物、宇宙、自然など。子どもの科学よみものは、科学の本質的な事柄をわかりやすく、興味を引き出すように工夫して書かれています。
木の芽や花のつぼみが少しずつふくらみはじめるこの季節。科学の本といっしょに外へ出かけたら、新たな発見があるかもしれません。
ぜひ、この機会に科学よみものの楽しさに触れてみてください!
今年は、4年に一度のうるう年。オリンピックの年。
また、「金環日食」も日本の広い地域で見られるようです。(5月21日)

由来や本質的な意味を知れば、季節の行事などますます楽しくなります!四季折々の楽しみとともに、これからも図書館がみなさんの暮らしに寄り添えますよう願っております。


子ども室の利用案内はこちら
https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/kodomo/index.html

2012年2月9日

埼玉県地震セミナーに出展します&資料展「埼玉県立図書館の歩み」のお知らせ

浦和図書館埼玉資料室から、2つのお知らせです。
ひとつ目は、2月15日(水)に開催される「埼玉県地震対策セミナー」の展示コーナーへの出展です。
会場:埼玉会館大ホール(JR浦和駅西口徒歩6分)。
日時:2月15日(水)12:30~16:00
主催:埼玉県地震対策セミナー実行委員会
詳しくは、埼玉県のホームページをご覧ください。
http://www.pref.saitama.lg.jp/page/h23seminar.html
当日は、地震に関する講演が2本あり、ロビーでは、地震に関する資料の展示、説明、木造住宅の無料簡易耐震診断などが行われます。
なぜ、埼玉資料室が地震セミナーに出展?
それは、災害に備えるための地図や資料を紹介するためです。昨年5月頃、新聞やテレビで取り上げていただき、今でもお問い合わせが多い古い地図が県立図書館にあります。明治期から現代までの土地の歴史を知ることができる地図、地質がわかる地図などです。また、過去の震災の記録や地域で語り伝えられてきた記憶をまとめた資料などをご紹介する予定です。
過去を知ることで少しでも未来への備えにお役に立てればと思っております。ぜひ、お立ち寄りください。
ただいま準備中です。↓
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ふたつ目は、資料展開催のお知らせです。
2月10日に「県立図書館だより100号」が発行されます。それに合わせて、浦和図書館では、資料展「埼玉県立図書館のあゆみ-過去から未来へ知をつなぐ-」を開催中です。
埼玉県では大正11年に県教育会が運営する埼玉図書館が開館しました。以来、大正・昭和・平成と、県立図書館は時代の変化とともにサービスを充実させながら、県民の知への要求に応えてきました。県立図書館の歩みを資料や写真、映像などで振り返る展示です。
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☆懐かしい写真など☆
図書資料だけでなく、大正14年に県立図書館が移転した「鳳翔閣」(旧埼玉女子師範学校)の写真や現在の県立浦和図書館が開館した当時(昭和35年)の写真、
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(「鳳翔閣」埼玉県立浦和図書館蔵)
戦後、GHQが県に無償貸与した16ミリ映写機Natco(ナトコ)の実物、浦和書籍館(しょじゃくかん)(明治9年開館)の利用券なども展示しています。

☆「図書館の自由に関する宣言」ミニコーナー☆
ご存じですか?基本的人権として国民の「知る自由」を保証することが図書館の責務であるとアピールしたこの宣言は埼玉県生まれ。昭和27年の埼玉県図書館大会がきっかけとなり誕生しました。この宣言は、有川浩の人気シリーズ『図書館戦争』でも有名になりました。

☆懐かしいニュース映像☆
期間中、鳳翔閣時代の県立図書館で撮影された「入学期を控えて 浦和市」(1954年)や現在の県立浦和図書館が新築された当時の映像「新しくなった県立図書館」(1960年)など、県立図書館が登場するニュース映像(彩の国ビジュアルプラザからお借りしています)をご覧いただいています。当時の街並みなど懐かしい映像です。
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☆貸出冊数が72倍に!☆
今回の展示準備にあたり、1970年~2010年までの埼玉県内公立図書館の利用状況を調べたところ、蔵書冊数、貸出数は増加の一途をたどり、貸出は72倍になっていました。
図書館が無かった市町村には移動図書館車を走らせ、図書館の普及に努め、 埼玉県内公立図書館が所蔵している資料を最寄りの図書館に取寄せることができるよう物流の改善を図るなど、埼玉県立図書館と市町村立図書館が協力しながら、サービスを発展させてきた結果、図書館の利用は増え続けています。

先輩たちが作ってきた歴史の重みを感じ、これからも県立図書館を利用していただけるよう未来へつなげていかなくてはとの思いをあらたにした展示でした。
懐かしい写真などもありますので、ぜひご来場いただき、図書館をご利用ください。