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図書館ブログ

2022年3月25日

記録集が完成しました!「図書館と県民のつどい埼玉2021」

「図書館と県民のつどい埼玉2021」の記録集が完成しました。
・司書が語るLiveイベント
・中学生のビブリオバトル
・鈴木まもるさん講演会
・伊吹有喜さん記念講演
・司書が魅せる!WEB展示
それぞれのイベントの様子をA4,24ページで、ご紹介しています。

記録集写真

鈴木まもるさんの講演会のページでは、絵本のことや、鳥の巣研究家になった理由など、
伊吹有喜さんの記念講演のページでは、アマチュア時代に図書館をとても利用されていたことや、作家になる前に少女雑誌のイベント運営を担当されていたことなど、お話しいただいた内容をまとめ掲載しています。

その他のイベントも「どのようなことを行ったのか」「工夫したところ」「苦労したところ」など詳しく掲載しています。

以下サイトで全ページダウンロードできますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
https://www.sailib.net/tudoi
(埼玉県図書館協会ウェブサイト)

こちらのページでは、今年度の開催分だけでなく、2007年第1回目から2021年第15回目まで、全ての回の記録集を掲載しています!

ぜひ、ご覧いただけたら幸いです。

2022年3月9日

親子ふれあい講座を紹介します

こんにちは、久喜図書館の子ども読書推進担当です。

図書館ではおはなし会など各種子ども向けイベントを、感染対策を徹底して開催しています。

今回は毎月第4水曜日開催、オンラインイベント「親子ふれあい講座」を紹介します。

親子ふれあい講座ちらし.jpg

0~4歳までの子どもと保護者を対象に、埼玉県の家庭教育アドバイザーが講師となって、てあそびやわらべうたを中心に親子で楽しく遊べる講座です。

オンラインなのでご自宅からZoomで参加できて、子育てに関する質問やアドバイスを聞くこともできちゃいます!

  • 家庭教育アドバイザーとは...保育士や教員の経験者などが、埼玉県が主催する研修を経て活動しています。

プログラムは主に「てあそび・わらべうた」、「子育てに関する質問コーナー」、「図書館司書おすすめ絵本の紹介」の3つで構成しています。

例としてある日の講座の様子をご紹介します。

てあそび・わらべうた

♪ととけっこうよがあけた

♪いとまきのうた

♪いっぽんばしこちょこちょ

♪いもむしごろごろ

♪うまはとしとし

親子ふれあい講座1.jpg

まず「ととけっこうよがあけた」で、ぐっすり寝ているくまくんを起こしてあげます。

初めて聞くわらべうたでも、先生がゆっくりていねいにレクチャーしてくれるので安心です。

先生のわらべうたやてあそびにあわせて手を動かしたり、「うまはとしとし」ではお父さんお母さんの膝の上に乗って、まるでお馬さんに乗っているように揺らしてもらったりと、参加してくれた親子は全身を使って楽しんでいました。

子育てに関する質問コーナー

「発語がほかの子より遅い気がするけどどうしたらいい?」

など、悩みや疑問に家庭教育アドバイザーがアドバイスを交えて答えてくれます。

ちょっとしたことでも、お気軽に聞いてください!

図書館司書おすすめ絵本の紹介

県立図書館で配布中の埼玉県立図書館司書がすすめるとっておきのえほん100冊-親子のふれあいえほんばこ (PDF:1.8 MB)から、おすすめの絵本を毎回1冊紹介します。

しろくまちゃんのほっとけーき.jpg

この日に紹介した絵本は、『しろくまちゃんのほっとけーき』(わかやまけん[ほか]著 こぐま社)

絵本の一部を画面に映しながら、あらすじやおすすめポイントを紹介します。

この日は偶然ご自宅に同じ本をもっていたお子さんが、手元で一緒にページをめくりながらお母さんと一緒に聞いてくれました。

参加してくださった方と、Zoomを通じて絵本でつながることができて感動しました!

親子ふれあい講座2.jpg

あっという間の30分でした。

埼玉県立図書館ウェブサイトのこどもページでは、講座の様子を体験できる動画を掲載しています。

親子ふれあい講座のほか、おはなし会などの情報も掲載しているのでぜひご覧ください。

令和3年度最後の講座は、3月23日(水)11:00~です。皆様のご参加お待ちしています!

2022年2月1日

こんな本あります!―久喜図書館の書棚から―

こんにちは。久喜図書館です。
このコーナーでは、図書館職員が所蔵する図書をご紹介します。

さて、今月は...

■No.1■
『大河ドラマをつくるということ』(大石学、時代考証学会編 名著出版 2012)

<所蔵館:久喜図書館 請求記号:778.8/タイ>

「大河ドラマをつくるということ」書影

渋沢栄一に畠山重忠。埼玉ゆかりの偉人が相次いで大河ドラマに登場する。彼らや活躍した時代をどう描き出すか。それには時代考証が欠かせない。本書は時代考証学会によるシンポジウムの記録である。考証会議を重ね脚本が修正される過程、歴史学者だけではなく衣装や照明担当者の考証など、取り上げる作品は違えども制作現場の裏側を窺える。各地で新資料が発見されることもあるとか。大河ドラマの見かたを広げてくれる一冊。
(紹介者: 大島)

■No.2■
『昆虫の飛翔』(栗林慧著 平凡社 1981)

<所蔵館:久喜図書館 請求記号:D486.1 /ク>

「昆虫の飛翔」書影

3万分の1秒。これは、昆虫の羽ばたきを撮るために必要なシャッタースピードである。失敗と改良を重ね、著者は昆虫の飛行撮影システムを開発した。本書はその成果を収めた写真集である。鳥は飛ぶとき、肢を縮める等して空気抵抗を減らす。一方、昆虫はそんなことお構いなしに、肢や触覚を目一杯広げて飛ぶ。彼らのユーモラスかつ見事な飛翔術に、小さな昆虫の偉大さを垣間見た。身近な昆虫の知らない姿を教えてくれる一冊。
(紹介者:松本)

■No.3■
『〈いのち〉とがん』(坂井律子著 岩波書店 2019)

<所蔵館:久喜図書館 請求記号:491.65 /イノ>

「いのちとがん」書影

本書は、NHKディレクターの著者が、自身の膵臓がんとの闘い・共存の日々を記した闘病記である。治療法の選択や抗がん剤の副作用による食の問題など貴重な「がんの実際の情報」を知ることができるだけでなく、いのちを見つめ直すきっかけを与えてくれる。二人に一人はがんになるという現代、がんは誰もが避けては通れない病となった。がんに関心がある人はもちろん、がんを他人事だと思っている方にも是非おすすめしたい。
(紹介者:石関)

それでは、次回もお楽しみに。

2022年2月1日

オンラインでも音訳者研修会

こんにちは。久喜図書館バリアフリー読書推進担当です。

当館の対面朗読や録音図書製作を支えてくださる音訳者の皆様。

その音訳技術をスキルアップするために、毎年音訳者研修会を開催しています。

今年は感染症対策のため、会場参加とオンライン参加を併用しています。(感染状況によっては会場参加を中止し、オンラインのみにすることも検討します。)

会場は三密にならないよう、間隔を空けて座っていただきました。

入り口には消毒を設置し、その場で体温も確認しました。もちろんマスク着用と会場の換気も行っています。

オンライン参加は、zoomを使用しています。事前に希望者に向けてzoomのインストールや使い方を講習し、スムーズに研修会を受けられるように配慮しました。

音訳者研修会の参加者の画像

講師の声はもちろんのこと、会場やオンラインの参加者の発言がお互いに聞こえるように、マイクつきスピーカーを活用しています。

配布資料は画面共有することで、会場のスクリーンやオンライン画面に映し出すことができました。

音訳者研修会の講義の画像

オンライン参加者の皆様からは、会場の発言が聞こえにくかったとのコメントもありましたが、講師の声はきちんと届いており、zoomの操作もすぐに慣れていただけたようです。

まだまだ課題はありますが、図書館から遠方にお住いの音訳者様が自宅で研修会に参加できる、そんな環境を整えることができたと思います。

今年の音訳者研修会はまだ続きます。会場でもオンラインでも、音訳者の皆様のスキルアップができますように!!

2022年1月27日

令和3年度 海外資料普及事業「『外国人』だから外国語? 『やさしい日本語』のはじめかた」を開催しました

こんにちは。

熊谷図書館の海外資料担当です。

今回は123日(日)に開催したイベントと関連の資料展示についてご紹介します。

イベント

1月23日(日)に「『外国人』だから外国語? 『やさしい日本語』のはじめかた」のイベントを開催しました。

イベントの前半は「やさしい日本語」を中心に、外国の方とのコミュニケーションに関する講義、後半は多言語のお話会と外国出身の方々とのフリートークを行いました。全体を通して、多文化に触れ、理解を深めることのできるイベントになったと思います。

今回はZoomを使って、オンラインで開催しました。チャット欄には「分かりやすい」「面白い」と書き込んでくださる方が多く、皆さまに楽しんでいただけたようで安心しました。

イベントの写真

近年、埼玉県内の在住外国人数が年々増える中、身近に外国出身の方がいることが珍しくなくなってきました。「外国人」だからと気後れせず、お互いに上手くコミュニケーションをとるきっかけになれば嬉しいです。

今回は早い時期に定員に達してしまい、ご参加いただけなかった方もいらっしゃいました。多くの皆さまに楽しんでいただけるよう、また次のイベントも企画する予定です。

ご参加の皆さま、講師の皆さま、ありがとうございました!

資料展示

次に、海外資料普及事業に関連して2階ロビーにて開催中の資料展示「多文化共生とコミュニケーション 言葉や文化が違う人と話す」をご紹介します。

多文化共生や外国の方とのコミュニケーションに関する資料をはじめ、イベントで扱った「やさしい日本語」に関する資料や外国の文化に関する資料を展示しています。

「多文化」のコーナーの写真

こちらは外国の文化に関する資料のコーナーです。それぞれの国の地理や文化に関する本はもちろん、学校の教科書も置いています。今回のイベントでお話会などをしてくださった方の出身国、中国・韓国・アルゼンチンに関する資料もあります。

「やさしい日本語」コーナーの写真

こちらは「やさしい日本語」に関する図書や雑誌記事のコーナーです。

「県内国際交流協会誌」コーナーの写真

こちらは県内国際交流団体の広報誌、生活ガイドなどです。

展示は2月24日(木)まで開催しております。展示をご覧になられる際は、3階の海外資料コーナーにも是非お立ち寄りください。お待ちしております!

―資料展―

「多文化共生とコミュニケーション ―言葉や文化が違う人と話す―」

期間: 令和31221日(火)~224日(木)

場所: 埼玉県立熊谷図書館 2階ロビー

URL:https://www.lib.pref.saitama.jp/event/exhibit/exhibit/intercultural-cohesion-cross-cultural-communications.html