図書館ブログ
2016年1月8日
障害者サービス ご希望の本を探して送ります

2016年1月8日
図書館お引っ越し日記4
これまで「図書館お引っ越し日記」でお知らせした旧浦和図書館と外部書庫での作業と平行して、熊谷図書館でも資料の運び込みとリニューアルの準備が進んでいます。
図書館東側駐車場内では、昨年末から新たに増設する事務棟の工事が始まりました。
駐車場内が掘り返されて土の山が出現
事務棟の基礎工事が始まりました。
完成後の事務棟は、これまで旧浦和図書館が担当していた図書受入業務等に使用される予定です。
図書館内でも新たに旧浦和図書館から資料を運び込むための準備作業が始まりました。
旧浦和図書館担当分野の資料を並べるため、もともと熊谷図書館にある資料の配置も変更します。
そのため、書庫はもとより閲覧室内の資料も箱詰めしています。
外部書庫に保管する一部の資料はトラックで運び出されます。
運び出しによって、書庫内もがらがらになりました。
一方、ビジネス資料や地域・行政資料などのサービスを新たに熊谷図書館で実施するための館内改修の準備も始まっています。
館内改修の邪魔となるため、閲覧室内の空きスペースに展示ケースなどを一時置きしました。
これから、館内改修と旧浦和図書館からの図書等の運び込みが本格化します。
これらの状況については改めてお知らせします。
3月下旬予定の熊谷図書館リニューアルオープンまで、もうしばらくお待ちください。
2015年12月28日
図書館お引っ越し日記3
「図書館お引っ越し日記」第3回は、
外部書庫の様子をお知らせします。
9月18日のブログで一部の棚を設置したときの様子を
取り上げました。
それから約3か月、今の外部書庫はどうなっているかというと...
このように、棚に着々と図書が並び始めています
箱詰めした資料を業者の方が運び込み、所定の棚へ並べています。
現在は、図書館が未設置の町村へ貸し出すための資料や、
熊谷図書館で所蔵していた利用の少ない旧版の資料などの
収容を行っています。
この外部書庫はかつて高校だった建物を利用しているため、
図書の移動用のエレベータなどはありません。
では、業者の方はどうやって上の階に資料を運んでいるのでしょうか
それは・・・
こちらのリフトを使います
いすのような形の台に資料の入ったダンボールを乗せて、
上の階まで上げていきます
お引っ越し日記第2回でご紹介した、
解体した棚の移設も開始されました。
それぞれの部屋に搬入され、順次組立てが行われています。
熊谷図書館のリニューアル後は、この外部書庫も
県内図書館間での協力貸出サービスを支える施設の一つと
なります。
一般の利用者の方には直接の利用はできませんが、県立図書館や
お住まいの地域の図書館へのお取り寄せを通じて
外部書庫にある本をご活用いただけます。
「図書館お引っ越し日記」は今年最後の更新となります。
ですが、図書館再編の業務はまだまだこれから
来年も引き続き熊谷図書館リニューアルオープンに向けた作業を
お伝えしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします
2015年12月18日
「図書館と県民のつどい埼玉2015」を開催しました。
毎年開催の「図書館と県民のつどい埼玉」。
今年は12月13日(日)にさいたま市民会館うらわで開催されました。
例年通り、記念講演、ビブリオバトル、こども読書活動交流集会や各種図書館の展示など多彩な内容で、"みんなが「図書館」でつながる日"となりました。
今年の記念講演は地元さいたま市出身の作家荻原浩さん。
「こうして小説を書いている」と題して、小説執筆時の苦労やエピソードを紹介していただきました。
ビブリオバトルは、昨年に引き続き2回目の開催。
バトラーは中学生2名・高校生3名の5名の皆さんです。
高校生と中学生が同じ舞台では力の差が...と心配する声もありましたが、なかなかどうして、堂々と互角のバトルを繰り広げていました。
このほか子供の読書振興をテーマとした、こども読書交流集会の各イベント、趣向を凝らした大学・高校・公共図書館の展示など、約1400人の皆様にご来場いただきました。
ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
県内公共図書館の活動紹介
県立図書館職員による「ブックケア」(本の修理体験)コーナー
2015年12月8日
1700万年前、秩父盆地は海でした!12/12埼玉の自然がわかるセミナーへのお誘い
12月12日(土)、久喜図書館で「自然の博物館セミナー ~埼玉の自然がわかる講演会~」を開催します。
自然の博物館の学芸員さんたちが、さまざまなテーマで研究成果をお話するこのセミナー。
聴きどころをご紹介します。
「パレオパラドキシア展~大野原標本発掘から40年」の特別講演
国の天然記念物へ!
長瀞にある「県立自然の博物館」では、12月27日まで「パレオパラドキシア展」を開催中。今回のセミナーでは、この展覧会の特別講演があります。
「古秩父湾、秩父に眠る太古の海の200万年間のドラマ」(午前の部)
おりしも古秩父湾の6つの「堆積層」と海の哺乳類の9つの「化石群」が、国の天然記念物に指定されることに!埼玉県内では48年ぶりの指定です。
「日本地質学発祥の地」といわれる秩父地域には、1700万年から1500万年前のはるかな海の記憶を刻む「堆積層」が露出している場所がたくさんあり、海の生きものの化石も数多く発見されています。
取方の大露頭(とりかたのだいろとう 吉田町)
幅800メートル、高さ50メートルのがけ一面に、傾斜不整合や断層、褶曲などさまざまな地層を観察できます。ダイナミックな縞模様は大迫力!
パレオパラドキシア復元模型 (絶滅した海の哺乳類。カバではありません)
海なし県埼玉に刻まれた太古の海の記憶。埼玉県民としては、こんなロマンあふれる話を聴き逃す手はありません!
展示を見てから聴くか、聴いてから見るか...長瀞は遠いな~という方は、久喜図書館で開催中のパネル展示がおすすめです。
わかりやすい図とカラー写真で知る、古秩父湾の地層と化石
次は、小学生以上のみなさんにおすすめ、
「ハチってかわいい!かっこいい!~見ただけではわからないハチの魅力~」(午前の部)
刺さないハチ、ふわふわのハチ、葉っぱを食べて育つハチ、害虫を防ぐハチ。多様でおもしろいハチの世界へご招待します。
1階 子ども図書室では、「ぶんぶんぶんハチの本」展示中。ハチの巣もあるよ!
そして、久喜市で発見された巨大きのこニオウシメジ(→ 巨大きのこ発見!久喜市ウェブサイトへ)の話や、ムササビとコウモリ、長瀞銅物語、日本のマンモス など、午後の部(13時10分~15時30分)も、興味深い発表が盛りだくさん!
先日、某人気テレビ番組で、この久喜市の巨大シメジをホイル焼きにして食べたとか...
セミナーの詳細はこちらへ → 自然の博物館 セミナーのページ
さらに興味を持たれた方は、本や雑誌や映画で知識を深めましょう。
「自然の博物館がやってくる!」展示中。資料で知る埼玉の自然。美しいハチの標本も12月12日まで特別展示中
→パネル展示、資料展示、映画会(12月11日 14時から)の詳細はこちらから
ちいさなハチから悠久の大地の歴史まで。子ども心にかえって、わくわく埼玉の自然のドラマを楽しむ1日を過ごしませんか。