メニューにジャンプこのページの本文へジャンプ
埼玉県立図書館 あなたの調べるを応援します

ホーム> 図書館ブログ

図書館ブログ

2016年3月2日

こんな方におすすめです★3月5日(土)講座「ミドルから始める転倒予防 ~アンチエイジングは健脚から!」

あなたは、こんなことあてはまりませんか?

階段は極力使わない
特に運動はしていない
片足立ちで靴下がはけない
ひざ痛、腰痛がある
つまづいたり、転びやすくなった
最近骨折したことがある

pet_sanpo_woman50%.png


.. えっ、心当たりありですか? (実は私もあります..)
では、そんなあなたにおすすめの講座があります!

「ミドルから始める転倒予防 ~アンチエイジングは健脚から!」 (3月5日土曜 久喜図書館)

年を重ねるほど減っていく骨量と筋肉量。
意識して増やさないと、慢性的な膝や腰の痛みにつながったり、いずれは満足に歩けなくなることも。

じっさい、
介護を要する人は年々増え続けているそうです。

そしてその
最も大きな原因は、「骨折・転倒」「関節疾患」などのロコモティブシンドローム(運動器症候群)によるもの。
(厚生労働省「平成25年国民生活基礎調査」による)


寝たきりなど身体を動かさない生活は、認知症の原因になるとも言われています。

若さを保ち、いきいきとした老後を過ごすためには、骨や筋肉の健康を保つことがポイントです。


さあ、今からでも遅くはありません。
30-40代のみなさんからシニア世代の方々まで、さっそく今日から対策を始めましょう!

walking_group10%.png

でも、いったいどんな運動をすればいいのかな?骨や筋肉は、何を食べれば増えるの?

..そんな疑問に答えるため、専門理学療法士として最高水準のリハビリテーションを提供している講師が、わかりやすくお話しします。

ロコモ度チェックや、効果的な運動の実演もあり!

「ミドルから始める転倒予防 ~アンチエイジングは健脚から!」

【日時】平成28年3月5日(土)13時30分~16時
【会場】埼玉県立久喜図書館 1階視聴覚ホール
【定員】140名(無料、事前申込順)

*講座の詳細と申込み方法はこちらのページ

3月13日(日)まで、資料展示・パネル展示「ミドルから始める転倒予防-健康長寿のために出来ること-」も開催中です 詳細はこちらから



展示写真マスコミ用.jpg

tentouyobou2.png

2016年2月2日

資料展示「災害を記憶する」

こんにちは。
久喜図書館新聞・雑誌担当です。

埼玉県立久喜図書館では資料展示「災害を記憶する」を開催中です。
東日本大震災が発生してから、早くも5年が経とうとしています。
震災の節目となるこの時期に、改めて過去の災害をふりかえり、防災意識を高めるきっかけになっていただければと考え、地震や水害など災害に関する資料を集めてみました。


1.jpg
図書館正面玄関を入った1階ロビーでは、関東大震災、西埼玉地震、阪神・淡路大震災、カスリーン台風の水害や平成27年9月関東・東北豪雨に関するパネルを展示しています。
これらのパネルは、埼玉県立図書館で収集した資料だけでなく、国土交通省利根川上流河川事務所からお借りしたパネルや、兵庫県神戸市がウェブ上で公開しているオープンアクセス可能な画像データ、久喜市公文書館所蔵資料などの写真パネルです。

過去の災害を思い起こし、また、改めて知る機会としてください。


2.jpg
2階閲覧室では、地震や水害などに関する図書、雑誌、新聞縮刷版を展示しています。
雑誌資料は、東日本大震災の特集記事を掲載した雑誌を集めてみました。
各雑誌とも、それぞれ専門分野の視点から震災を捉え、被害状況や復旧・復興状況、震災で得られた防災上の課題や知見を伝えています。

私たちが体験した災害の記憶は月日と共に薄れていきます。しかし私たちが忘れてしまっても、図書館は災害を記憶しています。そして、災害は忘れた頃にやってきます。
図書館には、防災対策のヒントになる資料がたくさんあります。皆様のご来館お待ちしています。(担当:松村)


資料展示「災害を記憶する」
期間 1月15日(金)~2月14日(日)※休館日を除く
場所 埼玉県立久喜図書館 1階ロビー、2階閲覧室


資料展の案内はココをクリック!

2016年2月2日

図書館お引っ越し日記5

こんにちは!

新しい年を迎えてから早くも1か月が過ぎました。

インフルエンザの流行期もついに到来したとのことで、当館にもマスク姿の職員が少しずつ増えてきました。

先日(18日)には、熊谷で10cmを超える雪が積もり、図書館の改修工事が遅れるかとヒヤヒヤしましたが、現在も順調に作業は続いております!

今日は、前回お伝えした工事の状況からの進捗をお知らせします。



まず、熊谷図書館東側駐車場の事務棟です。
以前はこんな状態でしたが・・・
東側駐車場 (2).JPG



基礎工事を経て・・・
ついに、事務棟が出来ました!
DSCN1952.JPG



上から見ると、このようになっています。
DSCN1953.JPG

この日は、屋根まで取り付け終えた段階で、これから内装を整備していくのですが、あっという間に事務棟が立ってしまうことにとても驚きでした!(基礎完成からおよそ7日でここまで・・・

次に、閲覧室の状況です。

本がなくなったことは、先日お伝えしましたが、現在ある書架を少し移動してできたスペースに、新たな書架を設置します。
DSCN1932.JPG



これで、配架できる資料の数も増えます。また、閲覧室の数自体も増やしております。

よりボリュームを増す閲覧室に、今後どんな資料が入るのかお楽しみに!



そして、最後に天井です。

館内全体ではありませんが、部分的にリニューアルされています。

きれいな天井はとても明るく見え、写真のように明るくなったエントランスで皆様を迎えられるようになります!
DSCN1935.JPG

その他の工事箇所も段々と形になり、この工事が終われば、今度は資料移動が待っています。

まだまだやることは山積みですが、一日一日とリニューアルオープンの日が近づいていることを実感しています。

以上、現場より工事の進捗状況の報告でした。

2016年1月28日

二胡鑑賞会を久喜図書館で開催しました

1月17日(日)に、久喜図書館で「二胡鑑賞会~馬高彦二胡の調べVIII~」を開催しました。 昨年度まで熊谷図書館で開催していましたが、今年度は資料の再編や建物の工事のために休館しています。多くの皆様の御協力により久喜図書館を会場にし、無事開催することができました。

鑑賞会の看板



今回は初めて二胡を聴く方が多いかもしれないということで、馬高彦さんに、いろいろなジャンルから選曲していただきました。二胡という楽器や馬高彦さんの自己紹介トークを交えながら、中国の伝統曲から日本のポップス、民謡、クラシックとそれぞれ違った世界を二胡で奏で、演奏会は進みました。

あっという間の一時間で、もっともっと聴きたいという皆さんの気持ちが高まっていました。アンコール曲はディニーク作曲の「ひばり」。軽快なテンポでの速弾(はやび)きは、圧巻でした。また、そこにひばりが現れたかのように、二胡がさえずりました。

演奏会終了後、退場の皆様の顔には感動と笑顔があふれていたのを見て、今年度も開催できて本当に良かったと思いました。

入場前の会場

2階カウンターでは、演奏会後に展示していた資料の貸出を行いました。久しぶりの御来館で再登録をされた方、類似のCDや図書について尋ねられた方がいらして、カウンターがにぎわいました。

会場資料展示「アジアの楽器・民話」



御出演いただいた馬高彦さん、いつもより遠い会場でも快く引き受けてくださりありがとうございました。そしてお越しいただいた113名の皆様、ありがとうございました。

二胡のCD(埼玉県立図書館所蔵資料より)

黄河の源へ:二胡の調べ

二胡の四季:冬景色/姜建華(ジャン・ジェン・ホワ)

遥かなる大地の歌:二胡の調べ

文責Y

2016年1月17日

「図書館と県民のつどい埼玉2015」~ブックケア(本の修理体験)コーナー編~

昨年12月13日に開催された「図書館と県民のつどい埼玉」。少し雲行きが悪く冷え込む中、多くの方々に足を運んでいただき、大変盛り上がる一日となりました。
荻原浩さんによる講演やつどい全体については前回のブログ記事「「図書館と県民のつどい埼玉2015」を開催しました。」をご覧ください。
今回は「ブックケア 未来へつながる保存の技術」の展示・体験コーナーについてお伝えします

展示コーナーでは修理の基本や材料・道具、本のケアの方法を実物とともにパネルでご紹介しました。ご来場の皆さんにとても関心を持って展示をご覧いただきました
つどいパネル展示.png

本を修理するには、まず本の構造や紙の性質など基本をきちんと知っておくことが大切な一歩となります。今年度もその基本を知ってもらうため、本のページ破れ・ページはずれを修理する体験コーナーを用意しました。

当日の体験メニュー
和紙を使って破れたページをなおす
無線綴じ(糸を使わずに糊などで製本する方法)でコバトン柄のメモ帳作成
針と麻糸を使っての平綴じ体験
曲がり針と麻糸を使ってのリンク・ステッチ体験(折丁をかがる)

体験コーナーの見本.png

当日の体験風景.png

平綴じ・リンクステッチ体験は、普段見慣れない形の針の使い方に戸惑いながらも、きれいに仕上げようと皆さんとても集中して取り組んでいらっしゃいました。

長い期間、多くの人に何度も利用される図書館の本を、新刊と同じようなきれいな状態で保ち続けるのはとても難しいことです
それでも、できるだけ長く大切に保存して、多くの人に利用していただけるように図書館でもケアをおこなっています。

図書館は普段の生活に馴染みはあるものの、貸出のカウンター以外では何をやっているのか、意外と知らない部分がたくさんあるかもしれません。このつどいを通して図書館がどのようなことをしているのか、知っていただけたら嬉しいです。

ご来場、ご参加いただきました皆様、ありがとうございました