図書館ブログ
2015年4月30日
「川沿い作品展」に協賛します



2015年4月15日
展示「北陸新幹線開通記念」
県立熊谷図書館の一階右手奥のスペースで、4月7日(火)~5月8日(金)まで、北陸新幹線開通を記念して、北陸新幹線が通る県の観光パンフレットを配布しています
北陸新幹線は、東京から、埼玉県を通り、群馬県、長野県、富山県などを経て、石川県の金沢までを最速2時間28分で結ぶ路線で、今年の3月14日、長野駅と金沢駅までの線路が開通しました
そこで今回、北陸新幹線の通る主な県の県立図書館で、共催して北陸新幹線フェアを行うことになり、各県のパンフレットをお互いに展示することにしました
展示しているパンフレットは、長野県・富山県・石川県・福井県の観光パンフレットです
開通したのは石川県の金沢までですが、その西にある福井県が参加しているのは、今後、金沢~福井県の敦賀まで線路を開通させる予定があるからです。
北陸新幹線の公式ホームページ(http://hokuriku-w7.com/ 2015年04月15日最終確認)によると、東京から金沢までを往復する「かがやき」と「はくたか」は大宮に停車した後、熊谷を通過して、群馬県の高崎や長野県に行ってしまうようなのですが、東京と長野を往復する「あさま」という新幹線は、ちゃんと熊谷に停車してくれるようですね。
というわけで、ゴールデンウィークは北陸新幹線に乗って旅行に出かけてみるのも良いですね
ぜひ、旅行の計画を立てる際にお役立てください。
パンフレットは、なくなり次第終了となってしまいますので、必要な方はお早めにゲットしに来てくださいね
2015年3月24日
漢詩についての調べ方案内ができあがりました
「春眠暁を覚えず。」
ウトウトと夢を見るのが心地よい季節が近づいてまいりました
埼玉県立熊谷図書館では2月28日(土)から5月21日(木)まで『古今東西夢模様 ~夢の世界をめぐる~』という、眠っている間に見る"夢"の不思議な魅力をご紹介する資料展示を行っています。
内容は、古代から現代まで世界各地で、夢はどのように理解され扱われていたのか、そして、そこからどのような神話・宗教・信仰・文学・音楽・美術・心理学が誕生したのかをご紹介しています
近代以前、夢は神話や宗教的実践と密接に結びついていました資料展示の最初のコーナー「1 古代人の夢模様」では、原始社会、古代中国、イスラム教、中世ヨーロッパにおけるキリスト教、日本仏教において、それぞれ夢がどんな様相を見せていたのかをご紹介しています
また夢は芸術家にとって重要なインスピレーションの源泉です。「2 芸術作品にまつわる夢」のコーナーでは、夢にちなんだ文学・音楽・美術作品を集めてご紹介しています
近代以降、夢は学問、特に精神医学の研究対象となり、今では夢分析として診療室で心の病を治すために使われています。
「3 フロイトの夢分析」「4 ユングの夢分析」のコーナーでは、基本的な夢分析の仕組みや、あまり知られていない、ちょっと変わった夢分析もご紹介しています。
ちょっと変わった、と言いますのは、ゲシュタルト・セラピーといって、夢の中の登場人物や登場した物になりきって演じたり、夢の中に登場した物と会話をすることにより、実存的な気付きを得るというものなのです。面白いですね
最後のコーナー「5 夢の入門書・参考書・エッセイ・夢日記・その他」では、夢に興味を持った方のために、夢に関する入門書や参考書、軽く読めるエッセイ集、ちょっと気になる他人の夢日記、予知夢などの夢にまつわる不思議な体験談集などもご紹介しています
今回準備を担当した私は、テーマが夢ということで、わくわく楽しく資料を読み込んでいたのですが、
内心では資料展示を任されるのが初めてで不安とプレッシャーで一杯・・・!そんなある晩こんな夢を見てしまいました
試験終了まであと少しなのに、未記入の解答用紙が何十枚も残っていて、全然間に合わないっ!赤点確実~!と必死で焦る悪夢を・・・
皆さんも一度はこんな悪夢をご覧になったことがあるのではないでしょうか...?
追い詰められている人がよく見る典型的な夢ですね。。。
それもそのはず、ご覧のとおり、今回の展示は"古今東西"と題していて、時代も地域も学問領域も越えて幅広く夢の事象を扱っており、読み込む資料も多種多量だったのです!
しかしその分、様々な側面から夢の魅力を感じていただける展示内容となっているのではないかと思います
シャボン玉のように、儚く、多彩さを見せる夢模様をぜひお楽しみ下さい
─ 資料展 ─
「古今東西夢模様 ~夢の世界をめぐる~」
期間:平成27年2月28日(土)~平成27年5月21日(木)
場所:埼玉県立熊谷図書館 2階ロビー
資料展のご案内はこちら。
展示資料目録「Lib.Letter」(2015 Spring 第39号)もあわせてご覧ください。
期間中、資料の貸出はできませんが、いつでもお手にとってご覧いただけます。2階カウンター職員へお申し出ください。
----------------------------------------------------
2階閲覧室入り口にて、
前回の資料展「室町時代後期の関東武士」の展示資料を並べています。閲覧・貸出できますので、ご利用ください。
2015年3月24日
新聞マイクロフィルム


2015年3月20日
発達が気になる子のサポート入門 ~健康・医療情報講座を開催しました その2~
発達が気になる子のサポート入門 ~健康・医療情報講座を開催しました その1~
久喜図書館では今回の講座に合わせて多彩な情報提供を行いたいと思い、4つの展示を開催しました(展示は既に終了しています)
講座の後半では、この展示や「発達障害」に関連する資料の紹介、また親(当事者)の会の活動紹介など、図書館ならではのプラスアルファの情報をご案内しました。
1 資料展示と情報の調べ方案内
おすすめ本の紹介や、発達障害関連16団体のパネル展示についてお話しました。
展示の様子と「資料リスト」(PDF)は下記のページをご覧ください。
資料展示&パネル展示 あなたの世界を教えてくれる? 発達障害を知りみんなで支え合おう
「資料展 知って見守る 特別なかがやきをもったこどもたち(1階子ども図書室)」
さらに詳しく調べたい方は、こちらをご参考に。
図書、新聞・雑誌記事、教育、就労、専門医など関連機関や団体など、発達障害に関する情報の調べ方をまとめてご紹介しています
2 「マルチメディアデイジー」の紹介
当日は館内で、「マルチメディアデイジーなどの障害者用資料展示と体験会」を開催しましたが、講座では実物映像と音声をスクリーンに映しながらご紹介しました。
文字を読むことが困難な方に活用していただける「マルチメディアデイジー」の解説は、以下のブログ記事をどうぞ。
「知っていますか?デイジー(DAISY)~マルチメディアデイジーなどの障害者用資料展示と体験会」を開催!
3 埼玉県内親の会の活動について
さらに、今回、館内のパネル展示にご参加いただいた団体の中から、埼玉県内の「親(当事者)の会」3団体の役員の方に、会の活動についてお話いただきました。
・フレンズ
埼玉県内「親の会」5団体のパネル展示の様子
ひとりで悩みがちな保護者の方々。さぞかしストレスもたまることでしょう。
そんな同じ立場のみなさんが集うことで、不安を解消したり解決のヒントを見つけられる...
親の会の役員の方々の暖かいお言葉や、研修会や啓発イベントなど興味深い活動の紹介を、会場のみなさんは熱心にメモを取りながら聴いていました。
「"図書館"がこのような取組みを行なっていることが新たな発見でした」
「発達障害について多くの人に知ってほしいので、今度は地元の図書館にもはたらきかけてみます」
今回、たくさんの方から、そんなお声を頂戴しました。
あなたの悩みや困りごとは何ですか?もしかしたら、一冊の本や、専門職や同じ立場の人たちに相談することや、行政の支援制度が、悩みを解決に導いてくれるかもしれません。
図書館では、「発達障害」に限らず、社会的な関心の高いテーマについて、悩み事解決のヒントとなるような、様々な情報を提供したいと思っています。
また、みんなで助け合える地域のつながりづくりのためにお役に立てればと願っています。
久喜図書館は、耐震改修工事のため、平成27年3月16日(月)から5月15日(金)まで休館します。