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図書館ブログ

2021年5月12日

「おおきなおはなし会」を開催しました!

こんにちは。久喜図書館の子ども読書推進担当です。

4月24日(土)に、「おおきなおはなし会」を開催しました。

4月23日の「子ども読書の日」を記念して行われる、1年に1度の特別なイベントです。

例年は久喜図書館の140名も入る視聴覚ホールで、午前午後を通してたくさんの方にご参加いただいているのですが・・・

今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、子ども図書室前の広場で35名の定員を設けての開催となりました。

それでも定員いっぱいのお申し込みを頂き、当日は晴天の中、無事に開催することができました!

おおきなおはなし会の様子

今回のおおきなおはなし会は「おはなしのじかん」と「おんがくのじかん」の2部構成。

まずは、ボランティアグループ「トムの会」による、「おはなしのじかん」です。

大型紙芝居から始まり、

大型紙芝居

大きな絵本や、

大型絵本『わゴムはどのくらいのびるかしら?』

大型絵本『キャベツくん』

手遊びも!

手遊び「つくしはつんつん」

声を出して歌ったりはまだできないけれど、手をたたいたり手遊びの振りを真似したり、一緒に参加しながら楽しんでくれました。

さて、お次は「おんがくのじかん」。音楽デュオ「たまごさんど」の登場です。

オカリナ、ギター、三線、リコーダー、マンドリン...などなど、

ご本人たちが「今日使う楽器がいくつあるか分からない...」と言うくらい、たくさんの楽器が次々に登場します。

たまごさんど演奏1

たまごさんど演奏2

たまごさんど演奏3

プログラムは「勇気100%」や、「さんぽ」「星に願いを」「アンダー・ザ・シー」など、みんなが知っている曲がたくさん。手拍子をしながら楽しそうに聴いてくれました。

「パプリカ」がはじまると、踊りだす子も!

当日は日射しが強く、まぶしい&暑い思いもさせてしまいましたが(ごめんなさい...)

「トムの会」さん、「たまごさんど」さんのおかげで、楽しい時間を過ごしてもらうことができました。

「トムの会」さん、「たまごさんど」さん、そして参加してくださった皆様、ありがとうございました!

2021年5月7日

講演会「図書館で認知症予防」を開催しました

去る4月17日(土)、久喜図書館では、健康・医療情報講演会「図書館で認知症予防」を開催しました。

長生きしたい! ただし、できるだけ健康で、寝たきりや認知症にはならずに暮らしたい...

誰もがそう切望しているのではないでしょうか。

また、1年以上にわたるコロナ禍のため、外出や運動、人との触れあいや気晴らしの機会も激減し、何となく元気を失っている方も少なくないかもしれません。

今回の講演会は、まさにそんなみなさんにピッタリな内容でした。

講師絵本紹介.JPG

講師は、医療福祉学博士、専門理学療法士、介護支援専門員として長年リハビリテーション医学の現場で活躍されてきた、結城俊也(ゆうき としや) 氏。

現在は「ライブラリハビリネットワーク」を立ち上げ、誰でも身近に利用できる公共図書館を舞台に、多くの人に健康維持や介護予防の大切さを伝えたいと、講座やセミナー講師をされています。

さて、結城先生の講演から、印象に残ったポイントを少しご紹介しますと..

講師認知機能図.JPG

記憶力、計算力、言語能力、状況把握力、理解力 ... 認知症になると、日常生活に欠かせない認知機能に障害が出てきます。

老化とともにそうした機能が衰えるのはやむを得ないことですが、障害が軽いうちに対策をすれば、進行を遅らせることも可能です。

無料で気軽に利用できる地域の図書館へ通って、認知症予防をしよう

では、図書館に通うとどんな効果があるのでしょうか。

1 有酸素運動で記憶力アップ!

図書館まで歩こう。早足、大きな歩幅で歩くと効果的。

2 筋トレで転倒予防。「うつ」予防

図書館へ行く日はついでに筋トレを。

高齢期のうつが認知症の危険度を高める、筋肉増強が「うつ」の解毒作用につながる、といった研究結果もあります。

3 本は脳トレの「ダンベル」

文章を読んで理解することで、ワーキングメモリが鍛えられる。

普段読まないジャンルに挑戦したり、イメージをふくらませて朗読をすると、さらに脳をフル活用できる。音読は肺炎の原因になる、誤嚥予防にもなります。

図書館ではあらゆる本が無料で読み放題!

4 図書館イベントに参加して、交流しよう

社会的な交流が少ないと認知症リスクが上がる、という研究結果も。人づきあいが苦手でも、大事なのは「聴く力」。

講演会では、脳を刺激する「ステップ運動」実演や、漢字を使った「頭の体操」コーナーもあり、わかりやすいお話とともにあっという間の90分間でした。

残念ながらご参加いただけなかったみなさま。結城先生のご著書に詳しく解説されています。脳を活性化する児童書リストも。すぐに取り組める認知症予防方法が満載です。

結城先生著作.png

「認知症予防におすすめ図書館利用術 1~3」(結城俊也著 日外アソシエーツ 2017-2019) 県立熊谷図書館所蔵

講演のあとは、「健康・医療情報の調べ方ガイダンス『認知症に関する図書・情報案内』」

当館司書より、お薦めの認知症関連図書と、県立久喜図書館の健康・医療情報サービスについてご紹介しました。

調べ方ガイダンス.JPG

講演会終了後、多くの方に2階公開図書室の資料展示「認知症に寄り添う」や「健康・医療情報コーナー」に足を運んでいただき、図書について司書に質問する方もいらっしゃいました。

認知症資料展示風景.png

資料展示「認知症に寄り添う」は、2021516日まで 開催しています。

資料展示「認知症に寄り添う」紹介ページ

埼玉県立久喜図書館 健康・医療情報サービス

小冊子「健康・医療情報リサーチガイド@埼玉」(無料配布中)

知の宝庫・図書館を活用して、人生を豊かに、健康寿命を延ばす一助としていただければ幸いです。

2021年5月7日

ミニ展示「埼玉の偉人 渋沢栄一を知る」開催中です。

熊谷図書館 地域行政・資料担当です。

NHK大河ドラマ「青天を衝け」がはじまり、埼玉の偉人、渋沢栄一がいま注目を集めています。
渋沢栄一といえば、令和6年から使用される新一万円札の肖像にも採用されることが決まっていますが、彼の業績が非常に多岐に渡っていることをみなさんご存知でしょうか。

今回のミニ展示「埼玉の偉人 渋沢栄一を知る」はそんな彼の功績を知るのにうってつけの展示となっています。前期「入門編」と後期「社会事業家として」の2部構成ととなっており、4月24日から後期展示がはじまっています。前期では入門編として多岐にわたる功績や人物像について解説した資料を中心にご紹介しました。

前期展示2階の画像

▲前期展示2階ロビーの様子

前期展示3階の画像1前期展示3階の画像2

▲前期展示3階埼玉資料室の様子

日米関係が緊張した大正末年から昭和初期にかけて、渋沢が中心となって民間レベルで平和友好関係を築いた日米人形交流が行われました。後期展示では、外交面だけでなく、福祉・医療・教育など渋沢の社会事業家としての姿に注目した資料をご紹介しています。

後期展示2階の画像1後期展示2階の画像2

▲後期展示2階ロビーの様子

後期展示3階の画像

▲後期展示3階埼玉資料室の様子

渋沢は、企業の利益追求の基盤に、しっかりと道徳を置き、営利活動と道義が一致する社会の実現を終生追い求めました。「道徳経済合一論」呼ばれる考え方です。
2階ロビーでは、当館所蔵資料『肉声で聞く渋沢栄一の思想と行動』より講演「道徳経済合一論」を再生しています。渋沢栄一83歳当時の肉声をぜひお聞きください。

2階ロビー渋沢栄一の講演を再生している画像

▲渋沢栄一の肉声を聞くことができます(2階ロビー)

埼玉資料室では、渋沢栄一関連図書コーナーもございますのでこちらも併せてお楽しみください。

渋沢栄一関連図書コーナーの画像

ちなみに、「埼玉の偉人 渋沢栄一を知る」という展示は実は2009年にも一度開催しています。
資料展示目録はこちらです。
12年の時を経て、当館の渋沢栄一関連資料も増大しました。新しいお札の顔になると決まった2019年以降出版された図書のうち県立図書館の資料として受け入れたものはどれくらいになるのか調べてみました。結果はこちらから、ご確認ください。

前期・後期の資料展示リストは下記からご確認ください。

前期「入門編」資料リスト

後期「社会事業家として」資料リスト

みなさまのご来館をお待ちしております。

※埼玉資料室の資料はすべて館内利用(貸出不可)です。館内で複写サービスをご利用いただけます。同一資料が県立久喜図書館または外部書庫にある場合は、取り寄せのうえ貸出ができます。お気軽にカウンターまでお尋ねください。

ミニ展示「埼玉の偉人 渋沢栄一を知る」 後期「社会事業家として」

開催期間:令和3年4月24日(土)~5月30日(日) (図書館休館日を除く)
開催場所:埼玉県立熊谷図書館 2階ロビー及び3階埼玉資料室

2021年3月31日

ツイート トップ5をご紹介(2020年度版)

埼玉県立図書館では、Twiterでイベントの情報や開館情報、図書館のお仕事についてなど、最新の情報を日々つぶやいています。
こちらでご覧いただけます(https://twitter.com/saitamaken_lib)。

今回は、2020年度につぶやいた様々なツイートの中から、人気のツイート トップ5をご紹介します。
※「リツイート」と「いいね」の合計数のランキングです。



第5位!
第5位ツイート画像
おすすめ本として『クマよ』(星野道夫文・写真 福音館書店)を紹介したツイートが第5位でした。




第4位!
第4位ツイート画像
新型コロナを手書きイラストでわかりやすく説明している、諏訪中央病院のウェブサイトを紹介したツイートが第4位。



第3位!
第3位ツイート画像
資料保存についてご紹介したツイートが第3位。「へぇ~そんなことしているんだ」と思った方も多いのではないでしょうか。



第2位!
第2位ツイート画像
新サービス「埼玉サーチ」の公開ツイートが第2位。埼玉サーチでは県立博物館施設等が公開している13万点以上の様々な資料を検索することができます。
埼玉サーチウェブサイトはこちら。※現在一部不具合復旧中です。



そして、第1位は...!
第1位ツイート画像
当館が作成したポスターを紹介したツイートが第1位でした。
資料保存のため、皆様へのお願いを掲示したポスターで、多くの方々から反響をいただきました。
他の図書館様から「使用したい」という声もあり、自由に使用いただけるよう当館ウェブサイトでも公開しました。



2021年度はどんなツイートが人気がでるでしょうか。Twitterもぜひ、のぞいていただけたら嬉しいです。
https://twitter.com/saitamaken_lib

2021年3月31日

埼玉県立図書館だより掲載ページをリニューアルしました!

埼玉県立図書館では広報誌「埼玉県立図書館だより」を年2回発行しています。 便利なサービスや、なかなか知ることができない図書館の内側などをご紹介しています。

当館ウェブページにて最新号から過去の号まで見ることができます。
https://www.lib.pref.saitama.jp/about/info/pub/post-12.html

今回、こちらのページをリニューアルしました!

以前のページは文字だけが並び、見づらいものでした...
修正前のウェブ画面



リニューアル後がこちら。表紙画像を並べ、パッと見てそれぞれの号が分かりやすくなりました。
修正後のウェブ画面




また、それぞれの号の詳細ページを作成、PDFファイルを開かなくても内容が分かるようになりました。関連リンクも掲載していますので、気になるページがありましたら、すぐに移動することができます。
詳細ページウェブ画面



さらに、1号~78号も追加で掲載しました。記念すべき1号の表紙がこちら!趣がありますね~。1号から最新号までの変遷を見るのもおもしろいですよ。
埼玉県立図書館だより1号表示



これからも様々な情報をお知らせしてまいりますので、ぜひご覧いただけたら嬉しいです。