図書館ブログ
2017年3月28日
国立国会図書館から御礼状をいただきました!
埼玉県立図書館では、資料や情報を探すお手伝いをするレファレンス(調査・相談)を受付けています。
レファレンスサービスで回答した事例は、国立国会図書館が提供するレファレンス協同データベース(レファ協)を通じ、インターネット上に公開しています。
今年もデータベース事業に年間データ登録数・アクセス数ともに貢献したことから、国立国会図書館より御礼状をいただきました。

埼玉県立図書館がこれまでにインターネットで公開してきたレファレンス事例はレファレンス事例データベースから検索できます。(レファ協からも検索できます。)
また、埼玉県立図書館ウェブサイトトップページのレファレンスいろいろでは、レファレンス事例をランダムで3件ずつ紹介しています。気になる事例はぜひクリックしてみてください。

レファレンス事例の中から災害・事故に関する事例をいくつかご紹介します。
※調査内容は事例作成日当時のものです。
東日本大震災における被害状況に関する数値を知りたい。1全壊家屋数 2半壊家屋数 3一部損壊家屋数 4流出・消失自動車数 5流出・消失船舶数 6避難者数(2012年03月07日作成)
1923年の関東大震災で、旧大宮市(大宮駅周辺)ではどのような被害があったか、被害者数や建物の被害状況、震災直後の暮らし、鉄道の運行への影響などを確認できる資料はあるか知りたい。(2014年09月17日作成)
日本の工場災害、工場火災についての事例研究がみたい。原因の分析と対策について考えられている研究が知りたい。(2014年07月02日作成)
介護施設(特に特別養護老人ホーム)における事故の統計について書かれている資料を見たい。(2011年08月26日作成)
高齢者施設での避難訓練について、実際に起きた災害(阪神大震災など)をふまえた事例が載っているものを見たい。(2011年05月26日作成)
公共施設等における事故を防ぐための事例集のようなものを見たい。(2009年06月05日作成)
児童から大人までの交通安全指導に使うため、交通事故の絵や写真、事故の起きやすい場所が載っている資料が知りたい。(2013年06月20日作成)
関連リンク
・「調査・相談(レファレンス)」について
・レファレンスのお申込み
2017年3月24日
新たな「おはなしボランティア指導者」が誕生しました!
こんにちは。
こどもの読書を応援する久喜図書館の子ども読書支援センターです。
当センターの今年度一大事業「おはなしボランティア指導者養成講座」が2月16日に終了しました
県内で読み聞かせ等の活動をしているボランティアの方に、読み聞かせや語り
(ストーリーテリング)の基本をアドバイスする「おはなしボランティア指導者」を
養成する本講座は、講義あり、座学あり、実技あり、話し合いあり、実習ありの全17講座、とっても盛りだくさん。
ちょっと内容をご紹介すると・・・
●子供の読書の意義
●絵本を選ぶ
●語ること
●わらべうた
●乳幼児への読み聞かせ
●指導実習
全17講座9日間を終えて、受講者20名が一人も欠けることなく、無事に修了証を受け取ることができました。
新たな「おはなしボランティア指導者」の誕生です
初日は固かった表情も最後は皆さん、笑顔でにっこり。キラキラと輝いていました。
来年度からは、県内各地のボランティアさんの勉強会、研修会にお邪魔して、
読み聞かせの基本やストーリーテリングについてアドバイスをいたします。
「読み聞かせボランティアのための講師派遣のご案内」はこちらをご覧ください。
https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/ko_shien/koshihaken.html
「おはなしボランティア指導者」は県内各地にお住まいの約50名が登録しています。
3人以上そろったら、県内のどこでも「おはなしボランティア指導者」を派遣します。
新年度、読み聞かせデビューを迎える前に、勉強会を開いてみませんか?
お申し込み、お待ちしています!
2017年3月1日
ミニ展示「雛祭り 桃の節句」(久喜図書館)
こんにちは。
久喜図書館新聞・雑誌担当です。
埼玉県立久喜図書館ではミニ展示「雛祭り 桃の節句」を開催中です。
3月3日は雛祭り・桃の節句です。今回の展示では、雛祭りに欠かせない雛人形に関する資料をメインに展示しています。今日に遺された古今東西の雛人形に関する資料や、埼玉県内の雛人形の産地に関する資料など、今も昔も変わらない、子どもの成長を願う人々の思いや、一つ一つの雛人形を精魂こめてつくりあげた匠の技を感じてみてはいかがでしょうか。
また、雛祭り・桃の節句を題材とした文学作品で、この季節を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ミニ展示「雛祭り 桃の節句」
2017年2月23日
資料展示「いつまでも、私らしく、生きる ~今、知っておきたい「認知症」と「回想法」~」 (久喜図書館)
久喜図書館で3月11日(土)に開催される講演会、「思い出語りで元気になる!脳を活性化する回想法入門」に先立ち、2階公開図書室と1階ロビーで「認知症」と「回想法」に関する資料展示を行なっています。
回想法とは、1960年代にアメリカの精神科医であるバトラーが提唱した、高齢者を対象とした心理療法です。過去を思い出して語り合ったり、人生を振り返ることで、心身ともに元気になれるー。その効果が注目され、地域グループや公共施設、介護ケアの現場で回想法の取り組みが広がっています。
今回の資料展示は、担当者の熱量たっぷり「認知症」と「回想法」の豪華2本立てです!
「認知症」資料展示のコーナーでは、認知症の病理、病院、保険・制度、施設、ケア、若年性認知症など幅広い図書資料やパンフレットを紹介するとともに、近隣の市町村で作成した「認知症ケアパス」をお手にとってごらんいただけるコーナーも設置中!
「認知症ケアパス」とは、いつ、どこで、どのような認知症に関する医療・介護サービスを受けることができるのか、地域の具体的な機関名やケア内容等を記したものです。
これは一見の価値あり!です。
「回想法」資料展示のコーナーでは、回想法について知るための図書資料のほか、「久喜図書館でタイムスリップ!昔なつかしモノ図鑑」と題し、とってもなつかしい「あんなもの、こんなもの」を多数展示しています! 県立図書館所蔵の昔の教科書や紙芝居をはじめ、職員が今回の展示のために持ち寄ったなつかしいグッズが所狭しと並んでいます。
お手にとって遊んでいただける体験コーナーもありますので、ぜひぜひ久喜図書館で昔なつかしい気分を味わっていただけたらと思います。
1階ロビーでは「認知症」「回想法」関連パネルの展示もありますので、ご来館の際やお帰りのときにぜひこちらもごらんください。
(展示期間:2月11日(土)~3月12日(日)まで)
2017年2月9日
二胡鑑賞会を開催しました
1月29日(日)に、熊谷図書館で海外資料普及事業「二胡鑑賞会~馬高彦二胡の調べIX~」を開催しました。
好評につき今年は抽選となりましたが、多くの方にお申込みいただきました。当日、開場時刻5分前には受付に列が...!!
今回の鑑賞会は熊谷図書館リニューアル開館後初の開催です。そこで奏者の馬高彦さんには、お気に入りの曲を中心にさまざまなジャンルから選曲いただきました。
前半は「草原の光」「楊柳」など中国やモンゴル、台湾に縁のある曲を、後半は「城ヶ島の雨」などの懐メロや洋楽が並びました。酉年を連想する「ひばり」「コンドルは飛んでいく」といった曲も、二胡の音色で趣ある雰囲気です。合間には、馬さんの思い出などトークを交えて和やかな鑑賞会となりました。プログラムの後、皆様の熱い思いに応えたアンコール曲は「雪の降る街を」。冬らしいしっとりとした曲で締めくくられました。
鑑賞会終了後、笑顔で退場される皆様を見送ることができました。新しく生まれ変わった当館がまた笑顔であふれている様子を見られて、とても嬉しく思います。
(写真上段左:鑑賞会題字 写真上段右:開演5分前の会場の様子
写真中段:会場内資料展示(ブックトラック)の様子 写真下段:資料展示の掲示物と配布物)
さらに、担当として嬉しかったことがもう一つ。会場と2階ロビーで展示していた海外資料に参加者の方が興味をもってくださり、直接ご紹介ができたことです。個人的な推し海外資料も入れていただけに、とてもうれしかったです!我很高兴!
熊谷図書館の海外資料コーナーには、スペイン語やポルトガル語など他の言語で書かれた資料もあります。ぜひご覧になってみてください!
最後に、今年も御出演いただいた馬高彦さん、ご来場いただいた皆様、谢谢!
会場および2階ロビーで展示していた資料リスト
https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/kaigai/shinchaku.html
埼玉県立図書館多文化サービス
https://www.lib.pref.saitama.jp/stplib_doc/kaigai/multicultural.html
(T)