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図書館ブログ

2015年9月16日

国立国会図書館デジタルコレクション活用講座を開催します!

10月17日(土)にやって納得!情報の探しかた講座拡大版として
名著100万冊を使いこなす 国立国会図書館デジタルコレクション活用講座」を埼玉県立久喜図書館で開催します。

国立国会図書館デジタルコレクション」は国立国会図書館の所蔵資料のうちデジタル化した資料、外部機関の所蔵するデジタル化資料、国の機関などがウェブサイトに掲載した刊行物等を収録、ご自宅のパソコンや図書館のデータベース端末で検索・閲覧できるサービスです。

歴史の授業で聞いたことのある名画や昔の教科書など、調べものに役立つ資料や見ているだけで楽しめる資料が数多く収録されています。

今回の講座は国立国会図書館職員を講師としてお招きし、実際にデジタルコレクションを操作しながら使い方や楽しみ方を伝授していただきます。
「デジタルコレクション」を初めて知った!という方も、使ったことはあるけど、もっと調べものに役立てたい!という方も奮ってご参加ください。

名著100万冊を使いこなす
国立国会図書館デジタルコレクション活用講座」

日時 平成27年10月17日(土) 14:00~15:30(開場 13:30)
講師 高品盛也氏(国立国会図書館職員)
場所 県立久喜図書館 1階 視聴覚ホール
対象 中学生以上で埼玉県内在住・在勤・在学の方(定員140名)
※事前申込が必要です。申込先着順に受付します。

申込み方法
県立久喜図書館へ来館
電話(0480-21-2659)・FAX(0480-21-2791)
インターネット電子申請
1参加者全員のお名前 2ご連絡先 (電話番号) 3在住市町村名をお知らせください。

講座の詳しい内容は国立国会図書館デジタルコレクション活用講座の御案内をご覧ください。
9月15日(火)~9月18日(金)、県立久喜図書館は特別整理のため休館しています。この期間の来館・電話でのお申込みを受付できません。FAX・インターネット電子申請でお申込みください。


東海道五十三次(デジタルコレクション)
「東海道五十三次」(葛飾北斎 画)

安政大地震絵(デジタルコレクション).png
「安政大地震絵 太平安心之為」


おほかみ(デジタルコレクション).png
「おほかみ」(グリム 原著 上田万年 訳)
「おおかみと七匹のこやぎ」の邦訳

武州忍之城絵図(デジタルコレクション).png
「〔日本古城絵図〕 東海道之部(5)83 武州忍之城絵図」



図書館内での国立国会図書館デジタルコレクションの利用方法については
ブログ書物の海で遊びませんか ~国会図書館デジタル化資料提供サービスのおすすめ~国立国会図書館デジタル化資料提供サービスの御案内をご覧ください。

2015年8月27日

資料展示「言葉の力」開催中!

こんにちは、県立熊谷図書館 人文科学資料担当です。



現在、県立熊谷図書館2階ロビーでは、資料展「言葉の力」を開催しています。

今回の資料展示では、

「つむぐ」「たたかう」「いやす」「つながる」「のこす」

の5つの観点から、「言葉の力」を紹介しています。



それぞれの資料内容を簡単にご紹介すると、



「つむぐ」では、詩人や作家、またその方々の創作の秘密について、

つむぐ.JPG

「たたかう」では、「ジャーナリズム」とは何かということに始まり、ジャーナリスト
がどのように戦ってきたのか、について、

たたかう.JPG

「いやす」では、言葉(対話)でのいやしをテーマに、カウンセリング、カウンセラー
について、

いやす.JPG

「つながる」では、コミュニケーションに関する資料について、

つながる.JPG

「のこす」では、世界や日本の哲学者・思想家・作家の名言・格言について、

のこす.JPG



と、上記のような資料が中心となっています



資料展の詳しいご案内はコチラからどうぞ!




ぜひ、熊谷図書館で、「言葉の力」を感じてください。

御来館お待ちしております。



-平成27年度第3回資料展示「言葉の力」-

期間:平成27年8月18日(火)~平成27年11月3日(火)
(図書館休館日を除く)

場所:埼玉県立熊谷図書館 2階ロビー

期間中、資料の貸出はできませんが、いつでもお手にとってご覧いただけます。2階カウンター職員へお申し出ください。

2015年8月12日

『夏休みこども講座 教えて!学芸員さん』を開催しました

こんにちは。
久喜図書館の子ども読書推進担当です。



昨年好評だった 図書館×博物館 連携イベント

今年もやりました
夏休みこども講座 教えて!学芸員さん 「うんち・フン・ふ~ん」

そう! テーマは、こどもたちの大好きな う・ん・ち

県立自然の博物館の資料展
うんち・糞・フン ~ダンゴムシからゾウまで~とのコラボです



はじめに、久喜図書館の司書がブックトークでうんちに関する本を紹介しました。
本の紹介の様子.jpg
動物のうんちのこと 役に立つうんちのことなど
おもわず「へぇ~」という内容でした
講座終了後、紹介した本が全部貸し出されたんですよ

続いて、自然の博物館の学芸員 奥村さんのお話です。
コウモリの剥製の紹介.jpg
タヌキやコウモリの剥製(はくせい)を見せてもらったり、
本物のうんちも見せてもらったりしました

においはあんまりしなかったなぁ・・・
ウンチを見る子どもたち.jpg

うんちでいろいろなことがわかるんだね。
この講座で、うんちの見方が変わったかな?



うんちに関する本は、夏休み期間中 8月30日(日)まで
子ども図書室で展示しています。
ぜひ、見てくださいね

2015年8月5日

さいたま文学館連携資料展「県北部地域ゆかりの文学」開催中!

こんにちは県立熊谷図書館です。県立熊谷図書館では現在、さいたま文学館と連携した資料展「県北部地域ゆかりの文学」を開催しています。

さいたま文学館は大規模改修工事中のため、7月13日から休館しています。その間の出張展示の一環として、県立熊谷図書館との連携展示を行っており、さいたま文学館が所蔵している資料も一緒に御覧になれます。また、さいたま文学館が実施した展覧会の紹介も行っています。

今回、県北部地域にゆかりのある作家として取り上げるのは、秩父郡両神村(現・小鹿野町)に生まれた小説家の大谷藤子、児玉郡本庄町(現・本庄市)に生まれ旧制熊谷中学(現・熊谷県立高校)に進んだ劇作家の宇野信夫、秩父郡両神村(現・小鹿野町)と大滝村入川谷(現・秩父市)で暮らしたことのある歌人の前田夕暮、児玉郡本庄町(現・本庄市)に生まれ幼年時代を過ごした詩人岡本潤、熊谷市に疎開した歌人の鹿児島壽藏、榛沢郡大寄村(現・深谷市)に生まれた児童文学者の北川千代の6名です。

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↑こちらがさいたま文学館の資料展示です。図書資料のほか、自筆原稿の写真なども展示しています。

20150805-02.jpg

↑県立図書館所蔵資料の資料展示です。作家についての伝記や評論なども展示しています。

20150805-03.jpg

↑さいたま文学館で行われた展覧会の一覧と図録も御覧いただけます。

さいたま文学館連携資料展「県北部地域ゆかりの文学」8月4日(火)~8月16日(日)まで、県立熊谷図書館2階ロビーにて開催しています。是非御覧ください。

2015年7月15日

16ミリ映写機技術講習会

こんにちは。

熊谷図書館視聴覚資料担当です。

今回は16ミリ映写機技術講習会について紹介します。

16ミリ映画フィルムは、映写機に関する技術を修得した方だけに貸出している視聴覚資料です。その技術を学んでいただくため、熊谷図書館では今年も6月27日(土),28日(日)の2日間で16ミリ映写機技術講習会を開催しました。

そもそも、16ミリ映写機って何?と思う方も多いと思います。

20150715-01.jpg

今では、映画館はすっかりデジタル上映になりましたが、映写機とは、撮影したフィルムを映写するための機材であり、電球等の光源とレンズの組み合わせにより拡大し、スクリーン上に映写します。フィルムを間欠輪動式で一コマずつ瞬間的に停止させて投影するものが一般的で、使用するフィルムのサイズにより、8ミリ、16ミリ、35ミリ、70ミリ等があります。16ミリ幅のフィルムを上映する映写機が、16ミリ映写機なのです。16ミリ映写機があれば、どこでも映画を上映できるのですが、映写機の仕組み上、きちんとした手順を知っている方が上映しないと、フィルムを傷めてしまうことがあるのです。

20150715-02.jpg

*一番下が正常なフィルムです。比べてみてください。

熊谷図書館では16ミリ映画フィルムの貸出も行っていますが、主なお得意様は、図書館、公民館、児童館です。図書館や公民館の映画会で、そうとは意識しないまま16ミリ映写機によって上映された映画を観ていた方がいるかもしれません。

さて、今年度の講習会について、ご報告します。

1日目は、視聴覚資料に関する講義で始まります。今年は会場の関係で規模を縮小し、12名での開催でしたが、熱気は昨年に劣りませんでした。メモを取ったり、質問したり、講師もびっくりするほどの熱心さです。

20150715-03.jpg

昼食をはさんで、午後からは実技についての講義と実習です。講義を受けた後、グループに分かれて実習に入ります。「全自動」と書かれた映写機に手動でフィルムを熱心にかけていく受講生からは、「何が自動なの?」という疑問がまったく出ませんが、これも毎年のこと。私も自分が受講生だったころを思い出しました。

20150715-04.jpg

2日目の午前中は再び実習。「実際の映画会ではもっと多くのギャラリーの前でフィルムをかけることになりますよ、がんばれ!」という気持ちを込めながら受講生を見守ります。しかし、人が手順を抜かしたことはすぐに教えてあげられるのに、自分が飛ばしたことにはなかなか気づけないのはなぜなのでしょうか。

そして、午後は実技試験。「資料を見ながらテストを受けてはいけませんか?」と真剣な表情で質問してきた方も含めて、12人の受講生は全員合格!作成しておいた修了証は一枚も無駄にならずに、お渡しすることができました。

以上、平成27年度16ミリ映写機技術講習会についての報告でした。